「みにくいアヒルの子の定理」をご存知だろうか? 渡辺慧先生が提唱されたものごとの認識についての定理だ。たとえば、アヒルと白鳥でも、白鳥と黒鳥でも、それぞれの関係において類似点と相違点を同じ数だけあげることができる。ネットワークで表現される知識だけで人工知能を作ろうとしても、ノードにあたるそれぞれの述語に重み付けがなければ、アヒルと白鳥の区別がつかない。似ている点と違う点を機械的に数えるだけでは、アヒルと白鳥を区別できないわけだ。私は人工知能の研究がなかなかうまくいかない理由はこの辺にあるのではないかと前々から思っている。 ちなみに、述語の重み付けとは機械的に数値を割り振ればよいと言うものではない。J.J.ギブソンの生態学的認識論というか*1、その主体の生き方をかけた論理と感情が一体になった「価値」がものごとの認識には必要でなのだ。そして、認識ができなければ判断も生まれない。 解剖学的にも、
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