円安・株高が進み、日本の経済政策に各国が関心を寄せるなか、麻生副総理兼財務大臣は、モスクワで開かれるG20、主要20か国の財務相・中央銀行総裁会議に出席するため、15日午前、成田空港を出発しました。 先進国に新興国を加えたG20は、日本時間の15日夜からモスクワで始まり、安倍内閣にとっては、世界経済を議論する初めての大規模な国際会議になります。 会議には、日本から麻生副総理兼財務大臣と日銀の白川総裁が出席し、麻生副総理は15日午前、成田空港を出発しました。 大胆な金融緩和や財政政策を取る今の日本の経済政策には、各国から高い関心が寄せられ、同行筋によりますと、会議に合わせて麻生副総理に個別の会談の申し出が相次いでいるということです。 一方で、比較的早いスピードで進む円安に対して、ドイツや新興国の一部からは、輸出を有利にする為替誘導ではないかという懸念も出ているため、会議では、金融政策と為替相