国土交通省土地・建設産業局の平田研建設業課長は建設専門紙の就任インタビューで、「日本の国土を支え、インフラを整備し、安全・安心を守る担い手である建設業が健全に発展し、そこで働く方々が誇りを持ち、適切な待遇で人生を懸けて働いていけるような環境を作るために頑張りたい」と抱負を語った。 建設業課での勤務は約9年ぶり。当時は経営事項審査の改正、公共工事品確法の作成などに携わった。平田課長は「品確法が出来た経緯も承知している。発注の現場で浸透させていくことが非常に大事だという思いは、あらためて強く感じている」としながら、「歩切りを行っている団体がなくなるなど着実に進化してきたと思う。発注の平準化も重要な問題だと思っており、総務省とも連携して特に公共団体への浸透を図りたい」と意欲をみせる。また、「建設業の健全な発展には発注が平準化され、繁閑の差が出ないようにすることが大きな課題。ダンピング受注に関して