ロシアは2日、ルーブル建て国債のクーポン支払いを実施したが、中央銀行が外国人投資家への送金を禁止したため、外国人が資金を受け取れるかどうかは不確かだ。 支払いは予想されていたものの、中銀が今週、外国人によるルーブル建て証券の売却禁止などの措置を取ったことから、ロシア債がデフォルト(債務不履行)したと言えるかどうか投資家は頭を悩ませている。中銀は国際的な制裁の下で市場を支えるための一時的措置だと説明している。 外国人投資家は2月初めの時点で約3兆ルーブル(約3兆4000億円)相当のルーブル建て債を保有しており、これらの投資家は売却できないばかりか利払いも受けられない可能性がある。 2日のクーポン支払いは同日午後、連邦証券保管振替機関(NSD)のウェブサイトで公表された。GAMインベストメンツのポートフォリオマネジャー、ポール・マクナマラ氏はこのクーポンについて、「全ての債券保有者に届かない限
![ロシア、ルーブル国債クーポン支払い-外国人が受け取れるか不明](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f47fe030d1bc6205d561ba54c2fc2226dfc78c67/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fassets.bwbx.io%2Fimages%2Fusers%2FiqjWHBFdfxIU%2Fi46DiAaiR.AI%2Fv0%2F1200x892.jpg)