家庭用ゲームにはほぼ影響なし? 昨年末からあちこちで話題になっていた、「東京都青少年の健全な育成に関する条例」改正問題。改正案についてはすでに議会で可決されていますが、その後PJ NEWSの記事などをきっかけにして、「ゲームも出版と同じように規制されるのではないか」という懸念が一部ゲームファンの間で広がりつつあります。 最初に断っておくと、ここからは筆者の個人的意見・見解が多分に含まれます。この問題、実はかなり前から気にはなっていました。もしゲームも規制の対象となるのであれば、これまでCEROという審査機関を設けて、かなり厳しい自主規制を敷いてきたゲーム業界側としては立場がない。また、すでにあちこちで議論されているとおり、今回の改正案については曖昧な部分が多く、恣意的運用の懸念もある。ゲーム業界にとっての影響は決して小さくはないはずです。 ただ同時に、今回の件では「規制」という言葉が一人歩