東日本大震災の発生から、今日で8年。地震や大雨といった自然災害が起きるたび、いまも全国各地で避難所が設営されます。そこで最近、段ボール製の簡易ベッドをよく見かけるようになりました。固い床に寝るよりも疲れがとれて暖かく、心身の負担を和らげられるといいます。他人の視線を遮る仕切りもつけられます。雑魚寝が当たり前だった空間を変えたのは、小さな段ボールメーカーの社長でした。(朝日新聞経済部記者・伊藤弘毅) 【画像】段ボールベッド、西日本豪雨の被災地ではこんな使い方 広範囲で被害を出した、昨年夏の西日本豪雨。避難所になった広島市の小学校体育館には、段ボール製の簡易ベッドが並んでいました。大阪府八尾市の「Jパックス」が開発したもので、水谷嘉浩社長(48)が自ら組み立て方を教えてまわっていました。 Jパックスは1951年の創業で、大阪府内や京都府、奈良県などの企業向けに段ボールをつくり、売っています。従
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