適切な仕様書でバグ発生を防ぐプログラムの元になるのが仕様書。日本語で記載するため、ドキュメントの質が直接プログラムの質に影響します。どう適切な仕様書を作ればよいかみていきましょう。 設計者とプログラマが同一人物であれば、作るべきプログラムの内容が分かっています。仕様書に曖昧な表現をしても影響ありませんが、通常は別人。システム設計者の意図は仕様書でしかプログラマに伝わりません。 優秀なプログラマは、疑問点などを整理して設計者に質問し仕様の曖昧さを排除します。しかし、経験年数が少ないと自分なりの解釈でプログラミングしてしまい、結果的に手戻りが発生します。 日本語は多彩な表現ができます。雨が降るにしても「ぽつぽつ」「ざーざー」「ぱらぱら」「しとしと」と、様々な表現が可能です。いくつもの表現ができる日本語で仕様を記述するのは至難の業。 ITベンダーの多くは新入社員に対してプログラミング研修は行いま