前回のサンプルに修正を加えて行くことにしましょう。 前回に引き続きOLEにおけるCOMインターフェースの使われ方を見ていきます。 今回実装対象となるインターフェースはIStreamです。このインターフェースを引数に取る関数は膨大な量になりますが、その中でも比較的簡単に使用でき、かつ、使用頻度の高いと思われるOleLoadPicture関数を取り上げます。 OleLoadPicture関数は、<olectl.h>の中で次のように定義されています。 WINOLECTLAPI OleLoadPicture(LPSTREAM lpstream, LONG lSize, BOOL fRunmode, REFIID riid, LPVOID FAR* lplpvObj); このことより、OleLoadPicture関数は第1引数として、IStreamインターフェースのポインタを取ることが分かります。