2015年の総括と2016年の予測の季節だ。 メディア業界のトレンド予測も出そろってきた感がある。 ただ、質量ともに圧倒的なのは、「ニーマンラボ」年末恒例の新年ジャーナリズム予測だ。 100本を超す論考を見ていくと、欧米のジャーナリズム関係者たちが今、どこを見ているのかがよくわかる。 ポイントは幅広いが、中心となるテーマはやはり、モバイルとソーシャル。 特に「分散型メディア」「プラットフォームとパブリッシャー」「モバイルとジャーナリズム」、そして「バーチャルリアリティ(仮想現実)」など、2015年に注目を集めた話題については、さらなる展開を見通す論考が充実している。 ●ホームページを見直す ハーバード大学ニーマン・ジャーナリズム財団が運営するこのメディアサイトの企画は、2008年、メディアコンサルタントのマーチン・ランゲフェルドさんの予測を紹介するところからスタート。 2010年の年末から
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