アプリケーション開発に利用できるフリーな環境として、Windowsには「Cygwin」と「MinGW」がある。どちらもコンパイラにGCCを採用、特にPOSIXベースの開発に適しているが、両者はライセンスが異なる。 Cygwinで生成したアプリケーションは、GPLが適用されるランタイムライブラリ(cygwin1.dll)の同梱が事実上欠かせないが、MinGWではWindowsのライブラリ(msvcrt.dll)を利用するため、他にGPLedなライブラリを使用していないかぎり再配布の制約がない。 MinGWには、開発環境の可搬性というメリットもある。最近ではFedoraにクロスコンパイル環境用のパッケージが用意されているほか、Eclipseと組み合わせて使用する方法もある(C/C++の開発環境を整備:MinGWとEclipse CDT)。動作の検証にWineを利用すれば、理屈のうえではWind
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