三国志の歴史物語の前半を飾るハイライトのひとつ、「官渡の戦い」。曹操がライバルである袁紹を打ち破り、中原の覇権を確立することに成功した合戦です。 曹操が天下統一に向けて圧倒的有利に立つことができたのは、ここで勝利を掴むことができたおかげ。 後の赤壁の戦いや夷陵の戦いに引けをとらない、歴史の分岐点でした。ともあれ「歴史の分岐点であった戦い」となりますと、ここからいろいろなイフ展開を考察してみたくなるのも歴史好きの定め。 たとえば、曹操対袁紹のこの対決、もし素直に決着をみなかったら、その後の歴史はどうなっていたのでしょうか? つまり、曹操が最終的に勝つという点は史実のままとしても、その曹操の想定を外れて袁紹軍が粘りに粘り、なかなかトドメをさせぬままズルズルと何年もの泥沼の長期戦となっていたら、他の英雄たちの運命はどのように変わったでしょうか? 監修者 kawauso 編集長(石原 昌光) 「は
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