Google マップ連載第3回のテーマは「モバイル」。スマートフォンの定着により、Google マップをお世話になるシーンのうち、パソコンでなくモバイルを利用する割合はどんどん多くなっている。モバイル向けのGoogle マップはどうやって生まれたのか、そして、作る上ではどんな苦労があるのかを聞いていく。今回も、質問にお答えいただいたのは、地図サービスの開発を担当している、シニア エンジニアリング マネージャーの後藤正徳さんだ。 「iアプリ版」がモバイル版Google マップを育てた Google マップの中でのモバイル対応は、実はかなり早かった。携帯電話対応は、Google マップがアメリカでスタートしてわずか5カ月後、2005年7月のことだ。といっても、当時はまだスマートフォンもなかったし、アメリカ市場で使われている携帯電話の中心は、日本の「ケータイ」、今でいうフィーチャーフォン(ガラケ
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