あっと言う間に、2024年も3ヶ月が経った。 本当に、会う人会う人に 「M-1お疲れ様」 「良かったなあ!」 と労ってもらったし、街中でも 「M-1観ました!」 「惜しかったですね!」 と声をかけられる事が増えた。 何もなかったおじさんは、一夜にして"惜しかったおじさん"になった。 お笑いで、ほんの数時間で人生が変わるなんて事が他にあるだろうか。M-1は本当にビッグコンテンツ。 全ては今まで戦ってきた諸先輩方のお陰。感謝。 中学生の頃観た、第一回のM-1の事を今も鮮明に覚えてる。質素なセットに殺伐とした空気の中、大方の予想通り中川家さんが優勝した。 「漫才師かっこいい」 と初めて思ったし、憧れた。 あそこからずっと続いている歴史の一部に、一応加われたことはとても嬉しい。 今まで何度も聞いた「M-1が全てじゃないよ」という慰めの言葉。 出てない人はそりゃそう言うけど、漫才すればするほど「あの