ブックマーク / yomikikase-ehon.blogspot.com (24)

  • 素敵な読み聞かせ絵本をさがして♪: 【極上ファンタジー絵本】ほんのにわ(偕成社)【ノスタルジックな世界】

    ~読み聞かせの感想~ ノスタルジックな世界観が広がる ちょっぴり大人な温かい絵です。 主人公は庭師をしているおじさん。 あるとき、ひょんなことから 古いと自分が幼かった日の写真が一枚出てきます。 それは、庭で撮った写真。 でも、その写真が変なんです。 見たこともない植物に囲まれている。 でも、そこに何かを感じ ずっと気になっていた庭師。 ある日、そのに吸い込まれた。 そこは水彩画で描かれた淡い世界。 自分が幼かったころの世界。 懐かしさや会いたかった亡き父と会える喜び そしてこの世界がいつまでも続かないと なんとなく感じている主人公の哀愁。 ファンタジーなんだけど、 どこか現実的であり、 生きる力を感じる場面。 そして、ずっと気になっていたあの庭が何だったのか やっと思い出すことになる。 幼い自分が地面に描いたへんてこな庭。 それがあの写真の庭。 それを上から眺めていた父親が 自分の

  • 素敵な読み聞かせ絵本をさがして♪: 【建物だって生きている】おおきな やかたの ものがたり(PHP研究所)【住人の幸せは一つじゃないね】

    ~読み聞かせの感想~ 主人公は館。 やかたの目線からのお話です。 中世の時代に建てられた館。 それはもう立派できらびやかで 誰もがうらやむ素敵な建物でした。 しかしこの館の主もいずれはこの世からいなくなります。 そして、誰も住まないひっそりとした館になってしまいます。 人が住まない建物は劣化するとよく言いますが、 この館も荒れ果て、だれも見向きをしなくなります。 それでも、時代の変化とともに、 この荒れた建物をきれいにして 住みたいと思う出会いが生まれます。 そして、今までの住まいとは違った形での 館の活躍がそこには描かれます。 人が住んでは、人が離れ、 人が住んでは、人が離れ、 そのたびに館自身は一喜一憂し、 自分が活躍できることを願うのです。 ところが時代は戦乱の世。 館もこれだけ大きければ被害は免れません。 焼け、壊れ、ボロボロになり とうとうこの館に住む人はいなくなってしまいました

  • 素敵な読み聞かせ絵本をさがして♪: 【信じることは強さ】わたししんじてるの(ポプラ社)【生き方はいつでも変えられる】

    ~読み聞かせの感想~ トリケラトプスの一家が幸せに暮らしていたある日 山が崩れトリケラトプスのお父さんとお母さんが 生き埋めになってしまいました。 唯一難を逃れたのが子のリケラ。 まだ小さな子どもですが、そこはトリケラトプス魂。 小さいながらも誰かに助けてもらおうと 懸命に恐竜を探します。 するとそこに現れたのが サイカニア、パキケファロサウルス、 アナトティタン、スティラコサウルス という名だたる恐竜たち。 生き埋めの原因となった岩をどかそうと 懸命に噛みつき、ぶつかり、どかそうとします。 しかし大きな岩はびくともしません。 こんな岩をどかせるのはあいつしかいない。 そう最恐の「ティラノサウルス」です。 しかし岩をどかせるのがティラノサウルスなら 自分たちがべられてしまう可能性があるのもティラノサウル。 他の恐竜たちは子のリケラに ティラノサウルスへ頼むのは危険だと 忠告しました。 し

  • 素敵な読み聞かせ絵本をさがして♪: 【歌も楽しめる絵本】はみがき あわこちゃん(すずき出版)【ユニークさが際立つ絵本】

    長男が物心ついた時から、夫と代わる代わる毎日のように絵の読み聞かせをしてきました。今は、長男、長女ともに小学生になりましたが、寝る前の読み聞かせを楽しみにしてくれます。 いつまで続くか分からない読み聞かせ。少しでも形に残して、他の方の絵選びの情報になればと書き残すことにしました。

  • 素敵な読み聞かせ絵本をさがして♪: 【谷川俊太郎ワールド炸裂】これは のみの ぴこ(サンリード)【深く息を吸い一気に読むと・・・】

    ~読み聞かせの感想~ 谷川俊太郎の絵は 言葉の響きやリズムが 面白いものが多いです。 この絵は1979年発刊と古い絵ですが 言葉遊びの輝きは全く薄れていません。 題名は「これはのみのぴこ」 でも、ここから展開される物語は まったくの想定外! 1ページ目が 「これはのみのぴこ」 2ページ目は 「これはのみのぴこのすんでいるねこのごえもん」 3ページ目は 「これはのみのぴこのすんでいるねこのごえもんのしっぽふんずけたあきらくん」 こんな風に、場面が次々と展開しつつ 文章は積み重なっていきます。 読み手は始めは気楽に読み始めますが、 ページを重ねるたびに 確実に読む文章は増え 最後のほうは読む前に 深く息を吸い込んでからでないと とても文章を読み切ることができません(笑) でも、その苦労に負けず だんだんと早口に文章を読み進めると 自然と子どもたちも文章を覚えて 一緒に読み始めます。 何だ

  • 【生き物によって命の重さは違うの?】希望の牧場(岩崎書店)【震災を忘れない】

    ~読み聞かせの感想~ 東日大震災のあとに発生した 原子力発電所の事故により 「立ち入り禁止区域」になった牧場が、 福島県の浪江町にあり、現在も運営されています。 だれもいなくなった町の牧場にとどまり、 そこに取り残された牛たちを、 何が何でも守りつづけようと決めた、 牛飼いのすがたが絵には描かれたいます。 放射能をあびた牛たちは、 もうえない。 えない牛は売れない。 いちもんの価値もなくなったってこと。 それでも、生きてりゃのどがかわくから、 水くれ、水くれって、さわぐんだ。 エサくれ、エサくれって、なくんだよ。(文より) 表紙からも重たい空気を感じますが、 原子力発電所の事故によって 出荷できない汚染された牛。 浪江町は当時立ち入り禁止区域となり 避難を求められた。 べられる運命だった牛。 死を待つ牛。 それでも牧場主の吉田さんは 牛飼いとして、 牛たちをそのまま見殺しにはで

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    ~読み聞かせの感想~ この絵の特徴は絵とリズム。 なんといっても 焼きそばがうまそう! お世辞でもなんでもなく 麺にコシがあって、 具材がプリプリで、 ソースの焦げる香ばしい匂いが 絵なのにビンビン伝わってきます。 物語は一人のおばあさんが 焼きそばを作り始めるところから始まるのですが、 突然用事を思い出し鉄板を放置しちゃいます。 すると、その放置された鉄板を助けるべく、 さまざまな人が入れ代わり立ち代わりお助け。 まるでリレーの走者のように 焼きそばをみんなで作っていきます。 でも出てくる人それぞれが個性的。 だから、それぞれが焼きそばに 素敵なアレンジを加えて 次の人へとバトンタッチ。 最後は戻ってきたおばあさんに仕上げてもらい おいしい焼きそばの出来上がり。 ページの最後に書かれた 「やきそばばんばん」 というフレーズが 読み聞かせでは小気味よいリズムを作ります。 ページをめくる

  • 【本当に運が良いのは誰?】きょうはなんてうんがいいのだろう(すずき出版)【思わず吹き出す】

    ~読み聞かせの感想~ 「運がいい」という言葉をよく使います。 でも、よくよく考えると 思ったほど運がよくなかったり 実はもっと運のよいことが起きていたり、 どの程度のことを「運がいい」とするのか けっこう難しいことだったりします。 今回の絵では、 そんな運の良さのあいまいさを上手くついた 大人のほうがより深く楽しめる絵です。 主人公はオオカミと大量のこぶたたち。 この世界には入ると眠くなってしまう森があるようで、 群れとなって訪れた大量の豚さんたちが 森でお昼寝を始めました。 大量の豚が寝ている、 そんな不可思議な場面を見つけたのは、 ブタが大好物なオオカミ。 よだれを垂らすほどの喜びよう。 とても一人ではべきれないため オオカミはお友達にこの絶好の大チャンスを 教えてあげるために家を訪れます。 オオカミは友達に 「こぶたがたくさん寝てるぞ!」 と伝えたかったのに、 お友達のほうが先

  • 【温かな表情ある虫たち!】むしのもり(小学館)【早くも来年の夏にわくわく♪】

    ~読み聞かせの感想~ むしって私は正直苦手なんです。 意思なく、でも懸命に動く姿。 生命力にたじろいでしまうw でもこの「むしのもり」に描かれた虫たちは どの子も表情が豊かで温かい。 表情に違いがあるというよりは、 虫の手足まで細かく丁寧に描かれていて 気持ちが伝わってくるのです。 主人公はさっちんという男の子。 この子とオオクワガタくんがお友達。 絵には3つのお話が収録されています。 1.すもうたいかいのまき 2.おまつりのまき 3.はるのまき お話はたくさんの虫たちが登場する中で さっちんとオオクワガタくんの会話や行動、 お互いの気持ちなどが描かれていて、 虫の苦手な私ですら 二人に起こる出来事に羨ましくなってしまうことも。 最後のはるのまきでは、 さっちんがおなか一杯になって眠ってしまったので オオクワガタくんが他の虫くんと協力して 優しくさっちんを寝床まで連れて帰ってあげます。

  • 【爽快なお笑い絵本】キリンですけど(絵本館)【笑いのツボ】

    ~読み聞かせの感想~ とにかく大笑い。 はじめから最後まで 小学3年生の息子が大爆笑。 その姿につられて、家族みんなが大爆笑。 笑いのつぼに入ったら抜け出せない。 そんな畳みかけるようなボケ連発の絵です♪ 主人公のキリンにはたくさんの夢があります。 チーターになりたい! ライオンになりたい! カメレオンになりたい! そこでよ~く妄想するんです。 もし私、キリンがチーターになったら・・・ ページをめくって出てくる絵。 これでまずは大笑い。 ぬぼーっとした感じのキリンさんが 見事にチーターになってるんです。 キリンさんの雰囲気は残して。 だから見事に不格好。 でもだからこそ面白い。 そしてチーターになったキリンさんには 致命的な欠点が!!! この欠点を晒す姿に また大笑い。 けっして文字数は多くありません。 でも大切なのは読み手。 キリンをうまく表現できると ページをめくるごとに ドッカンド

  • 【夏の終わりにピッタリ】夏平くん(絵本館)【秋の寂しさも味わえます】

    ~読み聞かせの感想~ 夏休みが終わって学校再開! そんな時にクラスで一人 こういうお友達がいたら 憂になんかならないだろうな。 夏平くんは夏に生まれた元気な男の子。 自由奔放でだいぶ落ち着かない。 そんな男の子と一緒にいるのが嫌だと思っている クラスメートの女の子。 この子が主人公です。 一緒に学校で過ごしながら感じることを ぽつりぽつりで語ってくれます。 夏平くんは興味があると なんでも飛びついちゃうし、 忘れ物も多いから、 忘れた品はいつも女の子が 貸さなくちゃならなくなっちゃう。 いやだぁ~ こう思う時に限って席は隣だし・・・ でも、こんな夏平くんにもすごいところがあって 運動ではだれよりも大活躍。 徒競走だってNO.1! だけど、神様は大切な時なのに 思い通りにはなかなかさせてくれない。 あんなに頑張っていた夏平くんを 大切な運動会で転ばしちゃう。 練習で張り切っていたのに

  • 【シュールな大爆笑】サムとデイブ、あなをほる(あすなろ書房)【最後はミステリー】

    ~読み聞かせの感想~ なんとなーく、表紙から想像はつくんです。 面白い絵だなって。 匂いというか、感覚というか。 実際に、期待を裏切らない絵です。 サムとデイブはひょんなことから 子犬と一緒に庭に穴を掘り始めます。 目的は宝!! というわけでもなく、 ワクワクを求めて掘り進めます。 二人はお目当てのわくわくにたどり着けるのでしょうか。 懸命に穴掘りを進めるとやっぱり疲れちゃう。 ちょっと休憩しましょうかと いったん穴掘りを中断しますが、 なんとあと数センチ掘り進めれば とんでもないお宝が見つかります。 でも二人は気づかず、休憩。 そして作戦変更。 縦に掘っても何もなさそうなので 横に穴を掘っていくことに。 もう少し下に掘っていたら 一生生きていけそうな大きなお宝。 それをものの見事に逃していく。 子どもたちは絵を見て瞬時に状況を理解。 頭を抱えて「オー!ノー!」 いつから英語ができるよ

  • 【空いた時間に最適】I SPY ミッケ!いつまでも遊べるかくれんぼ絵本(小学館)

    ~読み聞かせの感想~ かくれんぼ絵。 I SPY ミッケ シリーズの1作目。 子どもたちは表紙ですでにワクワク。 なぜならすでにミッションはスタートしているからです。 表紙には単純にこう書かれています。 「もういいかい? ひこうきがかくれたよ。 すうじの2も。 さあ ミッケ!」 準備運動もなしに こちらの問いかけもなしに 子どもたちの思考回路が刺激されます。 ただ、さすがはかくれんぼ絵。 表紙の問題は非常に簡単なのに ページをめくるとかなり難しい。 特に普通のかくれんぼ絵と違うのは そこに描かれた品々が写真であること。 つまり実物。 これが普段の絵になれた私たちを混乱させます。 ちょっとした違い、向き、色、大きさ、 注意することは盛沢山。 見つけた時には思わず大声を上げ、 待合室などでは周囲にご注意を! 小さなお子さんから小学生、中学生、 大人だって何の問題もなく 一生懸命取り組め

  • ふしぎなタネやさん(金の星社)

    ~読み聞かせの感想~ 家庭菜園のミニトマトやオクラもそろそろ終わり。 玄関には秋の花を用意し始めました。 そんなときに読み聞かせをしたです。 ぶたくんが花を植えようと種屋さんに行きます。 するとそこには「ふしぎなタネやさん」ありました。 どんなふしぎなタネがあるのでしょう。 店員のたぬきさんは一つ一つていねいに紹介してくれます。 いわゆる実演販売ですね。 タネは植えて不思議な呪文をかけると すぐに大きな木が生えてきます。 まず、紹介してくれたのは 白くて丸く冷たいタネ。 もうこれだけで不思議ですが、 植えてみると育った木は・・・ 「ゆきだるまのなる木!!」 子どもたちは大興奮。 想像したことない木ですから。 こののよいところは、 ぶっ飛び方が半端じゃないところ。 普段の子供たちの想像力を超えるような 新たな刺激を脳に与えてくれます♪ 次に紹介してくれたのは、 「まるくて穴の開いたタネ」

  • おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん(BL出版)

    ~読み聞かせの感想~ お盆も終わります。 皆さんはご先祖様を思い返すことはありましたか。 今は家にご先祖様の額を飾ることもないので うちの子はこのを読むまで 深く考えたことはなかったそうです。 絵は幼稚園生の男の子を主人公としてお話が進みます。 お父さんは38歳、おじいちゃんは72歳。 そこで男の子は単純な疑問を持ちます。 「おじいちゃんのおとうさんってどんな人?」 するとおじいちゃんは、こんな人だったよと 説明をしてくれます。 いわゆる「ひいおじいちゃん」 そして、ついでに「ひいひいおじいちゃん」 のお話もしてくれます。 でも、そこは好奇心旺盛な男の子。 疑問は湧き出てきます。 するとなぜだか男の子はタイムスリップ。 ひいひいおじいちゃんに直接尋ねてしまうのです。 じゃあ 「ひいひいおじいちゃん」の「おじいちゃん」って どんな人だったの? 絵は時代背景が変わり、 明治、江戸、安土桃

  • おかしな?ハロウィン(ほるぷ出版)

    ~読み聞かせの感想~ ちょっぴり時期は早くなってしまいましたがw 読んでしまったので、ご紹介♪ ハロウィンといえば仮装をして あの言葉「トリック オア トリート!!」 と発してお菓子をもらう。 子どもたちにはそんなお祭りのようです。 わが子だけかもしれませんが。 今回の絵はそんな一場面。 おばあさんのおうちに 妖怪やお化けに仮装をした子どもたちが 次々とやってきます。 コンコンコン 扉をノックし あの言葉! 「トリック オア トリート」 お菓子をおねだりしてもらって終わり・・・ のはずが、 このおばあさん なんだか少し変なんです。 仮装に合わせたべ物をあげるのですが べにくかったり、 苦手そうだったり、 量をわざと増やしたり。 毎回少しずつ、 これは嫌がらせかと思うような 不思議なお菓子のあげ方をします。 でも最後にはみんなパーティーに大満足。 子どもたちは仮装を脱いで 当のパーテ

  • 【読書感想文】空をけっとばせ【小学校低学年・中学年】

    ~あらすじ&読書感想文作成の感想~ 7月の中頃に図書館選びを行いました。 その時にちょうど私の背の高さの棚、 子どもたちには見えない場所に置かれていたのが この「空をけっとばせ」というでした。 手に取り表紙のこどものがんばっている絵、 裏表紙のすいかの夏らしさに惹かれ 子どもとも相談をし 息子は読むことにしました。 中身は文字も大きくページ数も 100ページは越えない程度。 小学3年生以上で習う漢字には ルビがついており、読みやすい。 時々入る挿絵も素朴で、 それでいてすっと物語に入ります。 さらに男の子には受けがよさそうな 友情とスポーツを題材としていて 当初は渋っていた息子も 読み始めると夢中で読んでいました。 物語の主人公は小学3年生のゆうとくん。 1学期の最後に担任の先生から 2学期は体育の授業で 逆上がりを行うことをお知らせされます。 その時に友達に 「逆上がりはできる?」

  • おまえ うまそうだな(ポプラ社)

    ~読み聞かせの感想~ 弱肉強の恐竜の世界。 そこに君臨するのは一頭のティラノサウルス。 そして出会ったのは最弱の赤ちゃん恐竜。 当然、ティラノサウルスは 赤ちゃん恐竜をべようとします。 「おまえ、うまそうだな!」 ティラノサウルスが思わず口ずさんだこの一言で 2頭の恐竜の運命は大きく変わります。 なんと、赤ちゃん恐竜は 自分の名前を「うまそう」だと勘違いします。 そして、目の前にいるティラノサウルスが 自分の名前を迷わず読んでくれたので 自分のお父さんだと確信し慕います。 赤ちゃん恐竜が大きな勘違いをしていることに 気がついたティラノサウルス。 ティラノサウルスの心は揺れましたが、 赤ちゃん恐竜の勘違いにつきあい、 父親としての役目を担い始めます。 どこへ行くにも一緒。 楽しく、すくすくと成長する我が子。 べる、べられるの関係だった2頭が 親子になった結末は・・・ とっても心が優し

  • すいかとかぼちゃの大冒険(自由国民社)

    夏と言えばスイカ割り。 わが家の地域ではお祭りにスイカ割りができて 子どもたちの中でも夏=スイカのイメージが定着。 今回は娘がニコニコ顔でこの絵を持ってきました。 夏にぴったりのこの絵。 でも娘には疑問があったようで、 「かぼちゃ割りってやらないの??」 たぶん割れない・・・ 絵は暑い夏の日、 スイカとカボチャが畑でゴロゴロ。 暇で暇でしょうがない。 そんな場面からスタートです。 ひたすら畑にいるスイカとかぼちゃ。 命を懸けた大冒険がしたい! そんな青春のような夢を持っています。 でも実際に冒険に出てみると、 ロバにけられ、カラスにつつかれ、 アクシデントの連続です。 途中で割れてしまい、 絵もグロテスクな感じに・・・。 一瞬読み聞かせるのをためらいますが いろいろな方に聞くと 子どもたちの反応は実に好評。 大人が思うほど子供はダメージがないようです。 最後は割れたまま温泉に落ちちゃ

  • いけいけ!しょうがくいちねんせい(小学館)

    長男が物心ついた時から、夫と代わる代わる毎日のように絵の読み聞かせをしてきました。今は、長男、長女ともに小学生になりましたが、寝る前の読み聞かせを楽しみにしてくれます。 いつまで続くか分からない読み聞かせ。少しでも形に残して、他の方の絵選びの情報になればと書き残すことにしました。