じゃがいも、玉ねぎ、にんじん、米、小麦…など、挙げればきりがないほど多くの農作物で高いシェアを誇り、日本の食卓を支えている北海道の農業。広大な土地と涼しい気候に恵まれており、農業には最適な環境だ。 しかし、そんな北海道の広い水田や畑も、冬場は厚い雪に覆われてしまうため作物を育てることができない。では、北海道の農家の方々は、11月下旬から4月上旬までに及ぶ長い冬の期間をどのように過ごしているのだろうか。 今回は実際に北海道の農家の方々に、「冬場は一体何をして過ごしているのか」を取材してみた。 農家の冬の過ごし方は様々?①除雪のアルバイト雪の無い地域の方には馴染みのないことだと思うが、一晩で何十センチも雪が降ることもある北海道ではほぼ毎日、除雪が行われている。丁度雪が降り始めてから融け終わるまで働くことができるので、冬場農作業ができない農家にとって最適な仕事だ。 ②工場でアルバイト国内でつくら