大学受験の最重要科目、英語。文系であろうが理系であろうがしっかりと勉強しなくてはならないことは言うまでもない。しらべぇ編集部では先日、センター試験の英語で満点を獲得したことのある20代の男女計5名に、「効果的な受験英語の勉強法」について取材を試みた。 しかし、これといって“目からウロコ”と言えるような勉強法は聞かれない…。「とにかく勉強するしかない」という結論しか導かれないなか、学生時代は家庭教師のアルバイトをし、2人の生徒を第一志望大学に合格させたという早稲田大学法学部出身の男性・Sさん(25歳)が、「とてもじゃないけど受験生には教えられない方法がある」と話し始めた“勉強法”というより“癖の付け方”が印象的だった。先に断わっておくと、癖(くせ)の付け方だ。癖(へき)ではない。いや、癖(へき)も付くかもしれない…。紹介していこう。 ■単語帳は覚えるものではなく確認するためのもの まずSさん