現在Android搭載スマートフォンを製造している多くのメーカーが、いずれUbuntu端末を製造する可能性は高い――。英メディアThe Registerの取材に対し、Ubuntuを支援する英Canonicalのジェーン・シルバーCEOがこんな見通しを示している。CanonicalはオープンソースOSであるUbuntuを支援するために設立された企業で、すでに多くのAndroid端末メーカーと接触している、とシルバー氏は語っている。 UbuntuはLinuxディストリビューションの代表的な存在で、シルバー氏によれば全世界で約3000万人のユーザーを持つという。日本でも定期的にユーザーのオフ会が開かれ、異常な量の唐揚げが供されるなど、活発な展開をみせている。デスクトップOSとしての実績を持つだけでなく、Ubuntu SDKを利用すれば、デスクトップ用とモバイル用のアプリを共通化することができると