Jリーグ・ナビスコ杯の予選リーグ第2節(4日)で、横浜Mは今季リーグ戦未勝利の札幌に1-2で敗戦。これでJ1の18クラブ中、いまだ今季の公式戦で勝利がないのは横浜Mだけになった。 この日の札幌は、10代の選手4人を先発させた“1軍半”。そんな相手にも勝てなかったとあって、試合後には横浜Mの嘉悦朗社長(56)と下條佳明GM(57)が『緊急会談』を行った。嘉悦社長は「今はがまんです。何かやってゼロに戻すと大混乱になる」と説明。7日には、やはりリーグ戦未勝利の新潟戦が控えている。もしも負けるようなことがあっても、樋口靖洋監督(50)の更迭は「あり得ない」とも断言した。 なぜなら、現在の横浜Mは深刻な人材難なのだ。現スタッフ内はもちろん、火中のクリを拾うOBさえいないのが現実。外部招へいは時間と費用がかかる。昨年末には契約が1年残っている木村和司前監督(53)を解任したばかりで、今度こそフロン