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ブックマーク / agora-web.jp (13)

  • 茂木健一郎よ、ペーパーテスト批判はやめなさい

    池田信夫先生のエントリーを読んで茂木健一郎が大学について吠えていたことを知った。茂木の言いっぱなしの欧米礼賛、無責任な日ダメだ論を読むたびに、なんて牧歌的でおめでたいのだろうと思う一方で、それをもっともらしく伝える技はさすが「プロフェッショナルの流儀」だ。敵ながらあっぱれ! 大学の非常勤講師、大学院生、民間の研究所の客員研究員、そして学生を採用する企業のコンサルティングを行なっているという稀有な立場から、茂木の牧歌的な見解を批判するとともに、大学の現状について徒然なるままに書くことにしよう。 池田信夫先生の「ペーパーテストをやめたら大学は崩壊する」を読んだのだが、まったくそのとおりで、ペーパーテスト以外の方法にすれば、優秀な学生が集まる、育つというのは幻想、妄想である。 新卒の採用面接では、高校名を見たり、大学への入学方法を聞いたりする企業が存在する。ずばり、学生の能力・資質に対する不安

    茂木健一郎よ、ペーパーテスト批判はやめなさい
  • 日本橋学館大学に学ぶリメディアル教育 : アゴラ - ライブドアブログ

    橋学館大学に学ぶリメディアル教育 / 記事一覧 すこし前のことになるが、日橋学館大学という大学のシラバスがHPで公開され、2ちゃんねるで「低レベル」ということが話題になった。1年生の選択授業の教育内容は、「原稿用紙の使い方」や「整数の計算」「アルファベットの読み方」などだ。大学にふさわしくないという批判の一方、現実の学生とむきあった真摯な対応ともいえる。 でも、そこでおこった批判を甘受すべきは日橋学館大学ではなく、そのような大学生をうむ現行の教育制度だろう。 戦前の小学校教諭は子どもたちに必死で勉強をおしえたという。子どもたちが、小学校を卒業してすぐに世間をわたっていかなければならなかったからだ。今は大学をえらばなければ、どこかしら入学できる時代になった。低学力の高校生が、専門学校に行くか、短大に行くか、大学に行くかは完全に趣味の問題だ。 だから、今では子どもがどんなにおちこぼ

    hira-sep-7th
    hira-sep-7th 2011/12/11
    「レメディアル教育」っていう呼び方は個人的には違和感あるなぁ。 RT 日本橋学館大学に学ぶリメディアル教育 : アゴラ - ライブドアブログ -
  • 英語だけの授業は成り立たない大学の中身とは?

    人の英語力が低い理由は、とにかく学校教育にあります。 北海道教育大学の宇田川拓雄教授が新聞に書いた記事では、英語だけの授業にこたえられるのは、大学生全体の3%~5%程度という内容になっていました。人数でいえば、1学年で2万人前後となり、院生を入れて10万人ほどが、英語だけの授業に対応できるということらしい。 「函館校の英語圏の博士号取得者は85人の常勤教員中2人しかいない。英語で授業が可能な教員は全体の5%程度であろう」と書いてあります。この数字を全体に当てはめると、大学生は全国で289万人。教員17万人にいます。そのうち5%程度が対応できると推定してみますと、全体からすると15万人となります。 つまり、英語で対応できる大学教員は全国で8000人。英語の講義を受講できる学生は14万人となります。 ただし、ハーバード大のサンデル教授のようなディベート形式の授業では、さらに上級の英語が必要

    英語だけの授業は成り立たない大学の中身とは?
    hira-sep-7th
    hira-sep-7th 2011/11/15
    RT 英語だけの授業は成り立たない大学の中身とは?
  • 搾取されうる若い世代へ – アゴラ

    世間でも「搾取される若者」などというフレーズを最近よく耳にするようになってきたが、(筆者も今年28歳、ご多分に漏れずその世代である)現在のこの少子高齢化社会を生きる私達若い世代は、受難の時代にあることを今一度強く自覚すべきである。 日は少子高齢化が世界で最も進んでいる国の1つである。65歳以上の高齢人口割合は世界最高水準、15歳未満の年少人口割合は世界最低水準となっている。 言うまでもなく日は民主主義国家であり、多数決の原理で国の政策や予算が決定することを考えれば、数の論理で、人口が多い世代が優遇されることは明らかであり、少数派である私達若い世代が優遇されるような施策は今後期待しない方がいい。 社会保障はあてにできない。 団塊の世代等、世界最高水準の割合を占める世代の年金を負担するのは、私達若い世代である。そして、年金システムはもはや破綻寸前である。私達が受給する年代になったとき、現状

    搾取されうる若い世代へ – アゴラ
    hira-sep-7th
    hira-sep-7th 2011/08/07
    "離職や転職について二の足を踏む必要はない。これらに対する抵抗感は、終身雇用制度を前提とした社会の古い価値観にすぎない。そんな価値観に縛られるのはダサいと思わないか?" QT 搾取されうる若い世代へ
  • 英語教育:学校英語教育は、基本的に、今のままでいい

    徹三さんの論にコメントした上で、私の考えを書きます。 >一般能力は相当見劣りするが英語だけができる人を採用しなければならなくなったり、一般能力は相当あるのに英語が出来ない為に落とさなくならなくなったりして 「英語で採用するとまともな人材が集まらない」問題を解決する方法は、採用を大学新卒に限らず、学歴無差別、既卒も対象とし、採用の母集団を拡大させることだと思います。デメリットとしては、年齢も学歴もバラバラの人材が入ってくることですが、英語の効用がそれを上回ると思うなら、英語で採用すべきです。 1)幼児向けの英語教材はすでにあって、幼稚園での英語教育も行われていますが、それで英語の音韻の発声、聞き分けができるようになったという人はいません。なぜなら、圧倒的に時間が足らないからです。 2)小学生が自発的に家庭学習をすることはほとんど不可能です。誰がやらせるんですか?親がですか?大半の家庭は、

    英語教育:学校英語教育は、基本的に、今のままでいい
    hira-sep-7th
    hira-sep-7th 2011/07/12
    "日本人全員に高度の英語教育を行うことは不可能だし、必要でもない。英語は、必要な人が、必要になった時に、自分で勉強するべきである。学校教育は、独学可能な水準まで生徒を引き上げればいい" QT 学校英語教育は、
  • 世界が求める英語力について

    20歳の頃に留学し、それ以来色々な国を旅をしているが、ここ最近強く思うのは「英語が話せることは当たり前」ということだ。別にもはやそれが特別なことにはならない。10年前ならば英語を話せば、「どこで英語を学んだか?」と訊かれたが、今はそんなことを訊く人はいなくなった。 当然、各国それぞれの英語があり、訛りの強い英語を話す人もいるし、彼ら独特の特徴があってとても面白い。 英語をひとつの言語として捉える人よりは、コミュケーションの道具として割り切って使用する人が圧倒的に増えた。英文学者からしてみれば由々しき事態かもしれないし、英語が持つ言語的な豊かさが伝わらないのは残念だが、すでに世界では英語と言えば、「外国人とコミュケーションを取る手段」として位置づけられている。 だから、「日語訛り」「シンガポール訛り」「スコットランド訛り」云々の話を聞くと、「いまさら?」と思う。 正直、誰もそんなことを気に

    世界が求める英語力について
    hira-sep-7th
    hira-sep-7th 2011/06/25
    よんだ RT 世界が求める英語力について : アゴラ - ライブドアブログ -
  • 電気料金は現在の3倍以上が望ましい 井上晃宏 : アゴラ - ライブドアブログ

    電気料金は現在の3倍以上が望ましい 井上晃宏 / 記事一覧 前回の寄稿では、スマートメータによる変動料金制が、ピーク時停電を防止する上でベストであると書いたが、その導入には、年単位の時間が必要であるため、今現在の停電問題には間に合わない。 池田信夫氏の「電力消費税」のように、時間帯も使用目的も問わず、一律に値上げするしかない。ただし、その値上げ幅は、国民や企業が「強い苦痛」を感じる程度にしなくてはならない。そうでなくては、節電のインセンティブなど生じない。 停電の社会的コストは非常に高いので、電気料金を値上げするだけで回避できるなら、たとえ値上げ幅が膨大になってもやるべきだ。 電気料金は、現在の3倍(税率にして200%)くらいが適切ではないだろうか。3月には電気料金を8,000円払っていた家庭が、4月には24,000円払うことになるのだ。これはきつい。 電力コスト比率の高い企業は、

    hira-sep-7th
    hira-sep-7th 2011/03/16
    "輪番停電は4月で終わると思っている人がいるが、夏のピーク電力時には、また足りなくなることは目に見えている。今のうちから、節電のインセンティブを高めておくことは無駄ではない" QT 電気料金は現在の3倍以上が
  • 「大卒」という資格の幻想 - 松岡 祐紀

    池田先生のエントリーである「大学生が多すぎる」という指摘は全くその通りだと思うが、ではなぜ大学生が多すぎるのか考えたい。最大の要因は「いい大学、いい会社に入る」ことが「ローリスク、ハイリターン」な選択であり、人々がこぞってそれを目指したからである。大企業に入りさえすれば、一生安泰という時代が続き、人々の価値観もそれにしばらく固定化され、それ以外の選択肢にあまり魅力を感じなくなってしまった。 そして、2007年頃から大学全入時代に入り、大学に行くことだけで「資格」とならなくなった今、それに気づかず身分不相応な大企業に未だに応募し続けている学生が、現在の就職難という事態を引き起こしているのではないだろうか? 企業側が新卒の募集要領に「大卒」と明記すれば、それはすなわち「誰でも知っている一流大学の卒業者に限る」ということであり、地方の無名大学出身者など初めから相手にしていない。この事実に気付いて

    「大卒」という資格の幻想 - 松岡 祐紀
    hira-sep-7th
    hira-sep-7th 2010/12/08
    「下克上可能な社会」 RT「大卒」という資格の幻想 - 松岡 祐紀
  • デジタル教科書導入についての期待と課題 - 平本将司

    とあるきっかけでデジ教研に入会し、数カ月が経ちます。ICTに詳しくもない現場の教員がどこまで議論についていけるのか、と不安を抱きつつも思い切って入会をしました。 これまで、様々な意見を伺い、つたない意見を申し上げ、勉強させていただきました。そこで、現状においてデジタル教科書に期待すること、そして悩んでいることを考えてみたいと思います。それは「デジタル教科書」なのか「デジタル教材」なのか、ということです。 ■まず、「教科書」とは何でしょうか。 「教科書」について、文部科学省はこのように定義しています。 教科書とは、「小学校、中学校、高等学校、中等教育学校及びこれらに準ずる学校において、教育課程の構成に応じて組織排列された教科の主たる教材として、教授の用に供せられる児童又は生徒用図書であり、文部科学大臣の検定を経たもの又は文部科学省が著作の名義を有するもの」 (「図書」であれば、紙ということに

    デジタル教科書導入についての期待と課題 - 平本将司
    hira-sep-7th
    hira-sep-7th 2010/11/25
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  • デジタル教科書、正念場 - 中村伊知哉

    慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授 2010年、教育の情報化が急速に動き始めた。新型のタブレットパソコン、電子書籍リーダー、電子黒板など、デジタル教育で役立ちそうな機器やツールが出そろってきた。デジタル教科書と呼ばれる教材やパソコン向け教育ソフトなども開発に拍車がかかっている。 政権交代をきっかけに政府も力を入れ始め、現在は6人に一台程度のパソコンを2020年には一人一台普及させることを目標に掲げている。全ての子どもがデジタル教科書で学べる環境を整えようというのだ。今年やっと閣議決定までこぎつけた。 しかし、日は動きが遅かった。アメリカ、イギリス、ポルトガル等が力強い足取りを見せているほか、韓国やシンガポールは2012~2013年にデジタル教科書の格利用を予定しており、日の7~8年先を行く。フランスは、2011年に一人一台を達成する計画だという。ウルグアイに至っては、かつて

    デジタル教科書、正念場 - 中村伊知哉
    hira-sep-7th
    hira-sep-7th 2010/11/20
    RT デジタル教科書、正念場 - 中村伊知哉
  • BBCの新作テレビドラマ「シャーロック」にみる、「いけてるヤツ」

    英国在住の家族にいわせると、天下御免のイギリス公共放送、BBC(愛称「Beeb」もしくは「Auntie」、つまりは「おばさん」)も、地上波のレギュラー番組はアホなバラエティーや、リアリティー・ショーなどで致命的白痴化が進んでいるとのこと。 そうした中で、久々のクリーンヒットを飛ばしたのが、製作と脚を兼ねるヒット・メイカー・コンビ、スティーブ・モファットとマーク・ガティスが組んで、今年の7月から第1シリーズ、3エピソードを一挙放送した「シャーロック」だったそうです。 (↓BBCの予告編) この「シャーロック」、もちろんコナン・ドイル原作のシャーロック・ホームズを下敷きにした、無数の映画テレビ・ドラマの末席に連なる最新作なのですが、今回のミソは物語の舞台を現代に置き換えたところ。 シャーロック・ホームズといえば、当然のようにヴィクトリア/エドワード朝、大英帝国最盛期のロンドンを舞台として、

    BBCの新作テレビドラマ「シャーロック」にみる、「いけてるヤツ」
    hira-sep-7th
    hira-sep-7th 2010/11/18
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  • Facebookは国内においてもmixiを2年以内に抜く - 小川浩 ( @ogawakazuhiro )

    9月にアゴラ主催の「ソーシャルメディアマーケティング」電子書籍化記念セミナーでも断言したことなので、ここでも再度書いておきますが、Facebookは間違いなく2年以内に、日国内でもシェアトップのSNSになるでしょう。 同時に、既に米国では当たり前のことですが、ソーシャルメディアマーケティングとは、Twitter、Facebook(ファンページ)、YouTube、Ustream(米国ではFoursquareなどの位置情報共有型SNSが入ってきますが、日では彼らが普及する前にFacebookのチェックイン機能が需要を押さえてしまうでしょう)などを活用したプロモーションとブランディングであるという定義が定着し始めるでしょう。 ソーシャルメディアマーケティングは、SMO(ソーシャルメディア最適化)とSRM(ソーシャルリレーションズ管理)の二つの要素を、ある程度同時に考えていかねばなりません。前

    Facebookは国内においてもmixiを2年以内に抜く - 小川浩 ( @ogawakazuhiro )
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    hira-sep-7th 2010/11/15
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  • 衰退国の先輩に学ぶ - 『イギリス近代史講義』

    イギリス近代史講義 (講談社現代新書) 著者:川北 稔 講談社(2010-10-16) 販売元:Amazon.co.jp ★★★★☆ 日は最近、衰退途上国(new declining country)などと呼ばれているが、イギリスは半世紀近く前から「衰退国」といわれてきた先輩だ。衰退とはどういうものかを学ぶには、書はいい教材だろう。 この問題は、産業革命を生んだ資主義の祖国で、そのエネルギーが失われたのはなぜなのか――といった形で立てられることが多いが、「産業革命」というのは20世紀になって使われ始めた用語で、当時そういう急激な技術進歩が起こったわけではない。「資主義」が株式をつのって会社を興すという意味だとすれば、そういう実態もなかった。 株式会社という組織形態は、東インド会社のような遠距離貿易でリスクを分散するシステムで、初期のイギリスの綿織物工業には株式会社は一つもなかったと

    hira-sep-7th
    hira-sep-7th 2010/11/13
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