「週刊朝日」に連載しておられた、医学博士の帯津良一先生の「ナイス・エイジングのすすめ」のファンということで、先生と同誌で対談する機会がありました。その際に『八十歳からの最高に幸せな生き方』(青萠堂)という著書をいただき、それ以降、貝原益軒の『養生訓』と共に座右の書として愛読しています。本書は養生の書であると同時に、タイトルにあるように生き方の書でもあります。 速報現役団員から「心底失望した」の声 宝塚、秘密裏に開かれた「内部報告会」の内容とは? 手取り12万円、ブラック労働に保護者は「食べていけません」 この本の中に「いのちの本質は霊性にあり」という項目があります。WHO(世界保健機関)が1998年に健康の定義を新しいものに改定しようと考えた際に、身体性と精神性の他に霊性を加えようとしたそうで、結局、この時は改定に至らなかったのですが、要約すると、人間は身体性、精神性、さらに霊性という三つ