香港で先日、50人以上の民主派の活動家が逮捕されたことを受けて、主要国の外相が共同で中国政府などを非難した。 国安法施行後、最大の検挙 1月6日、香港では民主派の活動家50人以上が、香港特別行政区政府を「転覆しようとした」容疑で、警察に逮捕された。 これは香港国家安全維持法(国安法)が昨年6月に施行されて以来、最大規模の取り締まりだという。 香港当局は、昨年の立法会の選挙において、民主派が独自に予備選を行ったことについて、これが国家転覆計画の一部だとみなし、今回の検挙を行ったと述べている。 BBCによれば、今回の逮捕者の中には野党・民主党や公民党の著名メンバーである、涂謹申(ジェイムズ・トゥー)氏、林卓廷(ラム・チュク・ティン)氏、岑敖暉(レスター・シュム)氏らが含まれているとみられるという。 「香港人の自由と権利を尊重せよ」 この大量検挙を受け、1月10日、アメリカやカナダ、イギリス、オ
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