老朽化した神宮球場などを建替える明治神宮外苑の再開発。 明治神宮は「神宮内苑と外苑を護持するため」と説明していますが、この再開発にユネスコの諮問機関、ICOMOS(イコモス)が、撤回を求める「ヘリテージアラート」を公表しました。 ニュースによると、神宮外苑を「世界の公園の歴史においても、例のない文化的資産」と評価し、事業者(三井不動産、明治神宮、日本スポーツ振興センター、伊藤忠商事)に対して再開発の撤回を求めるとともに、東京都及び国に対しても介入を要求しています。 しかしならが、そのヘリテージアラートの中身を見ると、どうもICOMOSは計画を誤解しているらしいと見える部分や、疑問点が散見されます。 そこで、ヘリテージアラートを実際に読んでみます。 ICOMOSのプレスリリースはこちらから。 https://www.icomos.org/images/DOCUMENTS/Secretaria