印刷 関連トピックス九州電力 九州電力は29日、相浦(あいのうら)発電所(長崎県佐世保市)の燃料油タンクの底板に穴が開いていたことを、佐世保市消防局に報告していなかったと発表した。担当の課長級社員らが関係者に口外しないよう指示していた。虚偽報告をしていたことになり、消防法に違反する可能性が高いという。 九電によると、2008年12月に原油の貯蔵タンク(直径約46メートル、高さ約20メートル)の鉄製の底板の厚さを点検した際、2カ所で直径約5ミリの穴があいているのを見つけた。だが、補修担当のグループ長(課長級)や副長(係長級)はこれを消防局に報告せず、関係者にうその検査結果を提出するよう指示。消防局に隠したまま、09年4月に補修工事で底板を張り替えた。 工事を委託した関係者にも口外しないよう口止めもしていた。グループ長らは社内調査に対し、「燃料タンクの点検期間が長くなっていたので、早く終
民主党両院議員総会で代表選決選投票の票を投じる議員たち=東京都千代田区のホテルで2011年8月29日午後2時2分、藤井太郎撮影 「電力は経済の血液。電力不足が日本経済の足かせになってはならない」。野田氏は民主党代表選でこう主張。当面の電力不足解消を目的に、定期検査中の原発の再稼働に積極的な姿勢を示す。一方で、中長期のエネルギー政策では「(東京電力福島第1原発の事故を受けて)原発新設は事実上困難」「寿命が来た原発は廃炉にする」との考えを表明。太陽光や風力発電など再生可能エネルギー普及や省エネを通じ、原発依存度を段階的に引き下げる「脱原発依存」を提示、菅直人政権の方針を踏襲する姿勢だ。 野田氏が当面は原発再稼働を進める考えを示したのは、電力不足の長期化が震災復興と景気回復の妨げになるほか、生産の海外移転など産業空洞化にもつながりかねないと懸念しているためだ。福島第1原発事故の影響による定期検査
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