機密を漏らした公務員らへの罰則を強化する特定秘密保護法案について、自民、公明の与党は、日本維新の会、みんなの党と修正合意した。ところが合意を条文化した修正案は、まだ国会に提出されていない。それなのに、与党は今国会成立に間に合わせようと二十六日の衆院通過にこだわり、衆院での審議をほとんど素通りしようとしている。 法案は八日から衆院国家安全保障特別委員会で実質審議入り。それと並行して与党は維新、みんなの党と修正協議を行い、二十日までに合意した。修正案は四党が共同提案する方針だが、提出は二十五日の予定。当然、国会での審議はまだ行われていない。 与党は当初、その二十五日の特別委で採決に踏み切ろうとした。野党の反対で見送りはしたが、現時点では二十六日に採決した後、その日のうちに衆院本会議で採決し、衆院通過させる方針。みんなの党も同調する。
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