やや旧聞に属するが@ITの記事によると、オープンソースのデータベースサーバとしてずっとMySQLの後塵を拝しつづけてきたPostgreSQLが、最近になって急速に勢力を伸ばしていると言う。2006年のIOUG調査ではPostgreSQLを使っている割合はわずかに9%だったが、2007年10月に発表された最新の調査結果では(依然74%はMySQLユーザであるものの)PostgreSQLの利用は20%にまで拡大したそうだ。 これは、高速化などPostgreSQLそのものの改良が急ピッチで進められていることに加え、SonyやAppleがPostgreSQLベースのソリューションを使用していることが知られるようになり(日本だとR25.jpも)、知名度が上がったのが一因だと言う。サードパーティアプリケーションや教育用書籍を充実させていくのが今後の課題と考えられるとのこと。