日本には昔から虫の知らせや言霊という霊的なものが信じられています。涙とともに突然始まったその知らせ。さて鬼が出るか蛇が出るか。 大学生の頃、当時勤めていたキャバクラで深夜に接客をしていたら、訳もなく突然涙があふれてきました。 心配させてはいけないと思い、周囲の方たちに「大丈夫」と言おうとしたのになぜか「おじいちゃんが」としか言えませんでした。 どうしても泣きやめることができなかったので、その日は早めに家に帰されました。 その日は特に変わった事もなく、いつも通りに接客していました。 お客さんに嫌な事を言われたわけでもないのに、何の脈絡も無く涙がでてきたのにはまずびっくりしました。 仕事中なので「早く泣き止まなきゃ」と気ばかりが焦ってパニックになって、だんだん泣き方が激しくなってしまいました。 ママもお客さんも同僚のホステスもみんなが心配して集まってきて、とにかく申し訳なくて恥ずかしくて「自分