カナダ留学中に知った、最愛の父の余命宣告。病状は深刻で、膵臓癌ステージ4。余命半年となっていました。 そんな状況で、父親のそばにいたいと、彼女は、一時帰国を決意し、その時まで父親と過ごす覚悟をしました。 あれは私が30代前半の時でした。 当時、私はカナダに留学していたのですが、 ある日、弟から電話がかかってきたのです。 弟から電話があるなんて滅多にない事なのでびっくりしましたが、 それが、父親が末期癌であるという内容でした。 聞いた時には何も考えられませんでした。 ショックで、どうすれば良いのかも分からず、 とりあえず母親に電話をして詳しい事を聞くと、 余命半年の宣告を受けたという のです。 あと2ヶ月で通っている学校のカリキュラムが終了するという 大詰めの時期にその事を知り、 私は泣いたり悩んだりしながらも学業を続け、その学科を終えました。 その時には、もう帰国する決心を固めていました。
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