最近、よく耳にする「地域振興券」。テレビでも取り上げられてご存知の方もいることでしょう。今回の体験談は、よく似た「プレミアム券」のお話です。手に入れるのにとにかく並ばなければならない、今話題のチケットです。金銭的に余裕のない家庭には嬉しい限りです。ぜひゲットしておきたい「プレミアム券」です。 それはまさに今日の朝、８時半の出来事です。場所は千葉駅にある「ちーばくん物産館」。 私は今朝、子供を朝６時半に起こし、急いでご飯を食べさせて、幼稚園の朝一番のお預かりに届けました。 なぜなら、今日は「ちばプレミアム付宿泊券」の発売日だったからです。 以前、千葉市の広報誌の小さいスペースに、この「ちばプレミアム付宿泊券」の記事を見つけてから、 今日の日を私は心待ちにしていました。なぜなら、この券はとってもスペシャルな券で、 ４万円分の宿泊券が半額の２万円で買えるという素晴らしい宿泊券だったからです。 我

この体験は、私が小学校５年生の時のことです。 黄色いネコのついたＴシャツとジーンズのスカート着ていた朝、 みんなが登校するよりも早い７時頃におきました。 なぜこんなに早く登校しているかというと、合唱団に入っていたからです。 歌が上手くてスカウトされたのではなく、ただ歌が好きな人が集まって活動していた小学校の合唱団です。 そして、いつものように朝の練習に参加しようと、学校の校門（わたしは正門ではなく、裏門を使って登下校していました。）についたとき、一台の車が止まっていました。 少し小走りにわきを通り抜けようとして校門のなかに入るか入らないかのところで、 わたしに声をかけてきたんです。「おはよ～」 そう言われたら立ち止まって挨拶してしまいますよね。 「おはようございます」と私。（なぜかこの日のこの時間に限って、誰も合唱団の仲間はここを通りませんでした。） でも、顔を見て思いました。誰だろうこの

高速道路での大事故を引き起こしてしまった青年。事故当時の気分の高揚とある不注意が引き金となり事故を起こしたそうですが、シートベルトをしていなかったのに、なんとか九死に一生を得た奇跡の体験談です。 26歳のころ、遠く離れた彼女の家から、深夜自宅に向けて高速道路の追い越し車線を走っていた時、 ちょっとスピードが出ていた後続車に押される形でさらに加速した瞬間、タイヤがバーストし、前後逆向きになり、 後続車と正面衝突の形で事故を起こしてしまいました。 その頃の私は、車の運転でシートベルトをほとんど締めず、道路交通法違反で切符を切られることはたびたびありました。 当時は若気の至りで車にお金をつぎ込み、まだ社会人１年目だったにも関わらず身の丈よりもちょっと高めの車を購入しました。 その車は、自分の自慢でもあり、その車で出かける休日が楽しみでもありました。 なので車のメンテナンスには特に気をつけている方

多指症という先天性の病気があるのはご存知でしょうか？産まれながらにして指が６本ある人のことを言います。大人になるまでその病気を母親によって隠蔽され、口喧嘩をきっかけに告知された衝撃のストーリーです。先天性の病気のせいではなく、母親のせいで夢も砕かれた、悲しく切ない物語です。 就職を控えた大学4回生の頃、私は京都、母は長野で電話越しに生まれて初めての喧嘩をしました。 私が「就職を蹴って役者としてアルバイト生活をしていきたい」と言うと、母は「そんなくだらないことはやめろ」と怒り、なぜか話が私の産まれたときの話にうつりました。 「あなたが産まれた時、あなたの足の指は６本あった。みんなと同じじゃないのがかわいそうだったから切ってあげた。頭も一緒に切っちゃえばよかった」と言われました。 だただ悲しかったです。暗に母に死ねと言われたと思いました。 私は昔から母との接触を避けてきました。 母が言う事をす

ちょっとした一瞬の油断で事態は急展開を迎えます。誰もいないところで怪我をしたらどうしますか？どう手当をしたらいいのか分かりませんよね？救急車を呼ぶほどでもない怪我が一番辛いです。 一か月ほど前の朝、家族がみんな家を出て学校などに行った後、１人になった瞬間に、いきなり事件が起きました。 場所は、自分の家の玄関の段差の上です。（靴を脱いで上がったところ）普段は全然危ないと思ったことも一回もなく、普通に上り下りしている場所でした。 一瞬で段差から滑り落ちて、気が付いたらさっきまで手に持っていたはずの新聞紙が、自分の右手の下敷きになっていました。 立ち上げらないほどの痛みで、大けがをしたと思ったので、骨が折れているのかな？と思いました。 頭は打っていないはずなのですが、全然落ちた瞬間の記憶がありませんでした。 とにかく左足に激しい痛みが感じて、さすったけどどうにもならず、どうしていいのかわからず、

日本には昔から虫の知らせや言霊という霊的なものが信じられています。涙とともに突然始まったその知らせ。さて鬼が出るか蛇が出るか。 大学生の頃、当時勤めていたキャバクラで深夜に接客をしていたら、訳もなく突然涙があふれてきました。 心配させてはいけないと思い、周囲の方たちに「大丈夫」と言おうとしたのになぜか「おじいちゃんが」としか言えませんでした。 どうしても泣きやめることができなかったので、その日は早めに家に帰されました。 その日は特に変わった事もなく、いつも通りに接客していました。 お客さんに嫌な事を言われたわけでもないのに、何の脈絡も無く涙がでてきたのにはまずびっくりしました。 仕事中なので「早く泣き止まなきゃ」と気ばかりが焦ってパニックになって、だんだん泣き方が激しくなってしまいました。 ママもお客さんも同僚のホステスもみんなが心配して集まってきて、とにかく申し訳なくて恥ずかしくて「自分

私は小さい頃、犬が苦手でした。 姉は犬が好きで、私が保育園生の時に、一匹の子犬が家族になりました。 その子が家に来た時は、怖くて母の背中に隠れてみていましたが、その子はとても穏やかな性格で、徐々に仲良くなり、いつの間にか、もう一人の姉のような存在になっていました。 この子を家族に迎えた事がきっかけで、私は犬が大好きになりました。 そして、いつからか、犬に関係する仕事に就きたいと思うようにもなりました。 小学生になり、いろいろな本やテレビなどで犬のことを見ていると、犬の美容師の「トリマー」という仕事が目にとまりました。 トリマーについて調べるうちに、どんどんやりたい！なりたい！！と思うようになりました。 勿論、卒業アルバムに書いた「将来の夢」は、トリマーでした。 中学生になり、新しく家族になったのは、トリミングをする犬種でした。 美容室から帰ってくると、さらさらふわふわで見違えるようでした。

あれは、私が小学校のときのことです。 小学校３年生で初めて同じクラスになった一人の女の子と友だちになりました。 知り合ってすぐに意気投合し、いつも一緒にいるとっても仲良しでした。 しかし、その子はクラスの子からは避けられるようないじめを受けていたのです。 「クサイ！」「触られた！！」など男の子はよく友だちに罵声を浴びせていましたが、その友だちは決して泣いたりなくいつも毅然と振舞っていました。 私はそんな彼女が大好きで、学校も休みの日もいつも一緒でした。 しかし、私が小学校６年の１２月、父の都合で引越しをすることになり、あと３ヶ月で卒業なのに転校することになりました。 知らない土地で過ごすことに辛いと感じてしまうことばかりの日々でした。 転校して１ヶ月で登校拒否になってしまいました。 「あの子に会いたいよ・・・」 そんな気持ちのまま卒業をし、中学に入学しましたがやはり１年の２学期にはまた登校

人間違いをするととても恥ずかしいですよね。今回のお話しはただの人間違いではない、もっともっと恥ずかしい人間違いです。大人になっても後悔してしまうほどの人間違いとは…？ あれはおそらく幼稚園に通っていた時のことです。 夏休みに入って、当時住んでいたところの近くに新しくごみ処理場の熱を利用して作られた温水プールができて、新しいもの好きな私たちは「ちょっと行ってみようか！」ということになり、母親と、２歳年下の弟と私の３人で遊びに行きました。 温水プールというもの自体が初めてで、屋内なので暑すぎず快適で、すごく楽しかったです。 たくさんプールで泳いだ後、更衣室に戻ってきた時の事です。 更衣室の中にさらにカーテンで試着室のように仕切られた脱衣所がありました。 その脱衣所に母と弟と３人で入ってから、私は荷物をロッカーに忘れたことに気づきました。 「ここで着替えてるから忘れ物取っておいで。」 と母親に言

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満員電車など人がたくさん集まる場所では、思いがけないハプニングがあるものです。 毎朝、ぼぉーっと眠そうにしている人たちやスマホをずっと触っている人たち、 周りを見渡していたら、こんなことにはならなかったに違いないという出来事までも。 今回は、まるで漫画の中の出来事のようなことが満員電車内で起こりました。 その時彼女は、どんな行動をとったのでしょうか？ あれは、私が高校2年の頃でした。自分の行っている高校が市外だったので、毎日電車で通学していました。 ちょうど朝のラッシュがひどい8時くらいに乗るので、毎日満員電車の中にぎゅうぎゅうになりながらも なんとか席を確保するために、大きな駅で降りそうな人を探して、やっと席に座ることができました。 それ位、家から学校までの道のりが長かったので、必死に席を探している自分がいました。 行く道で電車が大きく傾いて一時停車する箇所が2回ほどがあり、いつもその止