複雑化したシステムの安全性確保(STAMP) 近年の組込みシステムは、個々の構成要素自体の高機能化に加え、各構成要素が接続されて連動動作することにより、益々、大規模・複雑化が進んでいます。 IPAでは、そのようなシステムにおけるシステムライフサイクルの全般をカバーした安全性・信頼性・セキュリティ向上手法の調査・研究、およびその普及を目的とした活動を行っています。複雑なシステム設計において安全性を確保するため、システム理論に基づく事故モデル(STAMP*)およびその安全性解析手法(STPA**)に注目しつつ、我が国のソフトウェア開発実態に即したリスク評価手法の調査・検討および普及を行っています。 *STAMP(System-Theoretic Accident Model and Processes) **STPA(System- Theoretic Process Analysis) ST