前回米国の研究者が科学の名のもとに自らのボディーで検証した「刺されたら痛い虫ベスト10」を紹介したかと思うが(関連記事)、今度は米国の生物学を学ぶ大学院生が、体を張って「ハチに刺されるとどの部分が一番痛いのか?」を検証してくれていた。 勇気ある実験を行ってくれたのは、ハチの行動と進化について研究している米ニューヨーク州コーネル大学の大学院生、マイケル・スミスだ。スミスは、研究の内容からハチに刺されることはしょっちゅう。そんなとき、「どの場所を刺されると一番痛いのだろう?」と考え始めたという。 この画像を大きなサイズで見る スミスは実験を詳細に行った。彼はピンセットでハチの翅をつかんで採集し、自分の体の各部位に捕まえたハチを押し付けた。刺されてから一分間引き離さず、その時の痛みを1~10段階に分けた。 彼は午前9~10時の間、1日に5回刺すようにし、痛みを評価するために、実験の始まりと終わり