【No Ball,No Life】 アジア杯が終わった。もちろん大会日程はまだ残っているが、2連覇を目指した日本は準々決勝でUAEにPK戦の末、敗退。8強止まりは実に5大会ぶりの屈辱となった。あまりに早い幕切れを予想していた人は少なかっただろう。試合後、狂喜乱舞するUAEメディアに何度も「バイバイ、ジャパーン」と言われたのはさすがに悔しかった。 日本は今、各世代でアジアで勝つことの難しさを突きつけられている。昨年はU−16、U−19日本代表がともにアジア選手権の準々決勝で敗退。リオデジャネイロ五輪世代のU−21で臨んだアジア大会も8強で散った。今大会のA代表も含め、すべてが準々決勝で敗れている。メディア、サポーターを含め、強い危機感を持つことが必要だろう。 今回の敗因については、中2日での疲労、先発メンバー固定の弊害、決定力不足などが取り上げられているが、1つに絞ることは難しい。ただ