人に気を遣っているのに「自分だけ浮いている気が する…」と感じるのだとしたら、それはなぜなので しょうか? そこには「快・不快」という本能的な感覚が影響して います。 集団のなかにいても、「快・不快」の感覚に従って その場にいられる人は、ストレスなく「みんなと 一緒にいて楽しい」と感じることができる。 ところが「いい人」はまわりの人に気を遣ってしまう ため、自分自身の「快・不快」で行動を選択できない というのです。 そのため、どんどんストレスがたまり、「他の人は 楽しんでいるのに、自分だけがストレスから 逃れられない」と、損しているような気持ちになり ます。 そして、そんな状態のまま相手に合わせようと すればするほど、まわりは変な雰囲気になり、場の 空気が白けてしまうわけです。 いわば、「いい人」を演じるばかりで、相手の 「快・不快」に従って動いているということ。 でも、自分の「快・不快」