農業分野に進出するITベンチャーの中で、農業関係者から注目を集めているのが新潟市に本拠地を置くウォーターセルだ。同社は、Googleマップなどのネット地図データを利用した「アグリノート」というアプリを開発、確実に利用者を増やしている。アグリノートは、スマートフォンやパソコンを使って、農地を管理し、農作業を記録する。入力が簡単で、付けた作業記録もデータとして自動的にたまっていくため、従来の手作業やパソコンでの管理に比べてぐっと手間が減る。農業版のISOと言われるGAP(ギャップ)※認証の取得に威力を発揮するツールとしても期待されている。 ※GAP:Good Agricultural Practiceの略で、日本語では「適正農業規範」や「農業生産工程管理 」などと訳される。「農産物(食品)の安全を確保し、よりよい農業生産を実現する取り組み」のことを指し、一定の基準を満たした農家や団体に対して認
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