ちょっと前の記事になるのですが、プレジデント誌で「革新を生み続けるダイソンの『すごい人員構成』」というのがありました。 簡単に要約すると、「ダイソンには、『デザイナー』と『エンジニア』の区別がない。組織はフラットで全員がデザインしながらエンジニアリングしており、能と手を動かすことを交互にすることで発想が活性化されて革新的な製品が生み出せる」というような話です。 機能的に見るべきものがないからデザインでごまかすことはよく聞く話で、ダイソンがそれと無縁の企業であることはわかりますが、デザイナーとエンジニアの垣根を壊すだけでそうなるかといえば、さすがにそんなことはないでしょう。 ただ、デザインしかできない専門家とつくることしかできないエンジニアがそれぞれに自分の世界に閉じこもって仕事をしたところで、今の世の中で革新的な製品やサービスを生み出すことは難しいのではないかと思います。 Appleの例で