JINSEI STORIES 自分流塾「生きるのが面倒くさい。さて、じゃあ、どうする?」 Posted on 2021/07/16 辻 仁成 作家 パリ 生きるということは「面倒くさい」と思うのことの連続である。 怠けモノでもないのに、なぜ、面倒くさいと思うのだろう? 仕事が面倒くさい、人間関係が面倒くさい。そもそも自分が面倒くさい。そしてそういうことが積み重なって、生きること自体が「面倒くさい」になる場合がある。 これら面倒くさいことから、どうやって乗り越えていくか、と考えることがぼくにとってはある意味「人生」だったり、した。 「面倒くせー。やだー」と思う時といのは、必ず、自分が無理をしている時というか、心になんらか負担を強いている時である。 だから、面倒が臭くなるのだ。 ぼくはいつも、「面倒くせー」と思う時は、「さて、じゃあ、どうする?」と静かに自問するようにしている。 面倒くさいだけ
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