これは未定、あれも未定。 とりあえず頭の片隅に置いとけば、何かのときに役立つだろう。 いつできるかわからないけれど、いつかやらなきゃなぁ。 このまえ観た映画のタイトルはなんだっけ? こういったハッキリしないものが頭のなかにゴチャゴチャとたくさんあり、仕事に集中できない……。いったいどうしたらいい? それならカンタンに記録できるバレットジャーナル式の「未定ノート」をつくり、曖昧なものをすべて頭のなかからそのノートに移してしまいましょう。「脳のメモ帳」と呼ばれるワーキングメモリも節約できますよ。ちなみに、その際には方眼ノートが便利です。まずは記憶ミスのお話から。 「記憶ミス」の主犯格はワーキングメモリ 「〇〇だと思ったら△△だった」――些細な記憶ミスは誰にでもあるもの。トレスペクト教育研究所代表・学習コンサルタントの宇都出雅巳氏は、こうした記憶に関するミスの主犯格として、「脳のメモ帳」と呼ばれ