今月は、様々なところでトレンドについてお話しをさせていただく事が多かった月でした。 トレンドキーワードについて、色々とあげますが、まとめると「尖ったコンセプトと全客対応」ができているブランドや会社が人気のようです。ワービィーパーカー、エバーレーン、ノット・・・やはり、この考え方は、ウェブマーケティングが来ているのではないでしょうか。 ウェブマーケティングでは、他と差別化するために独自のコンセプトが必要です。しかし、リーチしたから買えるお客様を選んでしまうとコンバージョンが下がり商売になりません。そこで、興味を持ったお客様が必ず買えるものが必要です。そこで“ほぼ”全客対応できる商材が良いのです。 食品や雑貨などはこの考え方が取り入れやすいようです。それに対してファッションはどうでしょうか? 性別、年齢、サイズやテイスト、コーディネート、などで対象を絞り込むのがファッション業界。その対極にある
「文化系無造作男子」は、2016年春夏メンズのトレンド解説で、私がよく使用している言葉です。 文科系ではなく文化系、すなわり、画家やフォトクグラファー、作家のようなアーティストのイメージ。体育会系と対局にある男性のイメージです。 着こなしは無造作が特徴。こちらは、ここ数年続いている「ダサかっこいい」の流れです。そこに文化系なモチーフや、レトロな感じをミックスさせたルック。 クシャクシャな髪、レトロなメガネ、裾だし、アートなモチーフやデザイン、スカーフなどでの下術家気取りなどが特徴です。 2015年秋冬のダンヒルが印象的でしたが、2016年春夏は、プラダが計算された無造作さを提案していました。 また、ストリートなウェアで急上昇したエチュードスタジオが、パリメンズでパレロワイヤルのビュランのアートの前で提案したルックも文化系男子でした。 そして、ミラノの芸術大学の裏庭でショーを行ったアンドレア
昨今のウェブ系ファッションメディアの記事内容を見ていると、つくづく「洋服は興味を持たれていない」ということがわかる。 どんな記事が多いかと言うと食べ物、飲食店、レジャー施設、書店などである。 あるウェブメディアの社長によると、閲覧者数を集めるにはこれらの記事が有効なのだという。 ということは裏を返せば、洋服の記事を掲載したところで閲覧者数は集められないということになり、一般消費者の多くはそこまで洋服に興味を持っていないと考えられる。 一方、ファッション業界の人は相変わらず洋服が大好きな人が多く、一般消費者も洋服に興味があると考えているように感じる。 そこにミスマッチがある。 じゃあ筆者は洋服が好きかと言われたら、嫌いではない。 多分好きな方だと思うが、ファッション業界の人ほど洋服を特別視していない。 洋服にさほど興味のない一般消費者に向けて、如何にして洋服を売るかが業界の課題だろう。 消費
ユニクロは4月27日から8シーズンぶりにスニーカーを売り出す。売り出すスニーカーはスリッポンタイプ(5色)とシューレースタイプ(9色)の2型で価格はどちらも2,990円(税別)、サイズはセンチ刻みの23~28cm。09年秋~11年夏まで手掛けたものの軌道に乗らず取り扱いを止めていたが、一昨年来のスニーカーブームに二周遅れながら参加する。 スニーカーブームも三周目に入ってスニーカー専門店や靴屋はもちろんセレクトショップやカジュアルチェーンまで氾濫気味。そんな中で満を持して再参入するのだから、ユニクロならではの突出した機能性や圧倒的バリューを期待してしまうが、発表されたスニーカーは機能性もデザインも価格もラインナップもどうってことない拍子抜けするものだった。 店頭にはまだ並んでいないので実物は見ていないが、プレスリリースを見る限り、コットンキャンバス生地の‘VANSクラシック’風フラットタイプ
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