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ブックマーク / note.com/yoheihey (27)

  • 服を買うこと、手放すこと。|山脇 耀平

    昨日よりたくさんのお客さんが来てくださって、より賑やかになった展示販売2日目。 2年前、EVERY DENIMの立ち上げと同時に誕生した1st modelを大切に持ってくださってた方とお会いできた。 縁あってお預かりすることになったこのデニム。 大切にされて、当にたくさん履かれたんだなあと実感できる一を見た時、震えが止まらなかった。 時間もコミュニケーションも、流れに流れていくことに慣れた現代の僕たちにとって、時の変化が形に残る服の存在はとても貴重だと思っている。 身につけた分だけ応えてくれる愛しい存在。デニムなら色が落ちるし、シワもつく。定期的に洗ってあげないといけない。 捨てなければ自分の手からはなくならない。それは時に、しんどさになる。新しい服をためらう理由にもなる。 似合わなくなったらどうしよう。気に入らなくなったらどうしよう。一生付き合えなければどうしよう。せっかくの高い買い

    服を買うこと、手放すこと。|山脇 耀平
  • 何よりも自分に向けた言葉|山脇 耀平

    3年前、僕は自分に負けた。 キャパシティを超えたタスクを抱え、ストレスを溜め込んだ。 目標達成できない自分を責め、周りには申し訳なさだけが募った。 大して動いてもいないのに、ひどく体が疲れていた。 働くことはこんなにも大変なのかと、帰り道の大人たちが辛さを見せないことに、羨望と嫉妬を覚えた。 もうどうしようもなかった。そして、僕は逃げた。 ・ ・ ・ 3年前の出来事で学んだのは、周囲の為にも自分を辛くしないことだった。 何よりも先に自分の心を豊かに保つのが、結果的に他人にも良い影響を与える。自己犠牲の精神は時に悪く働くという体験を身に染みて覚えたのだった。 だから僕は、自分が決断できる生き方を選んだ。 どんなに大変でも「決定権が自分にあること」を大切に守り続けた。 ・ ・ ・ そして今僕は、また自分に負けそうになっている。 1年弱平日更新していたこのブログは、都内への引越しとともにすぐ止ま

    何よりも自分に向けた言葉|山脇 耀平
  • 【トークイベント】 クラウドファンディングを通じて、新しい小売のカタチを考えます|山脇 耀平

    今日からクラウドファンディングのリターンで用意した、ランチ&ディナー権の利用が始まりました。 この機会を通じて、新しく出会える人、きちんと話したことがなかった人、改めて話をしてみたい人、色んな人と貴重な時間を過ごせるのが当に楽しみです。 そして今月末はクラウドファンディングの達成を記念した、トークイベントを開催することになりました。 ”えぶり号”の誕生を記念し、クラウドファンディングの振り返り・報告も兼ねた内容にするつもりです。 「クラウドファンディング実際やってみてどうだった?」 「”えぶり号”って、これからどんなところに行くの?」 などなど、移動型販売に向けて新たな小売のカタチを探っていきます。 お話しするのは、今回のクラウドファンディング共同企画者、「灯台もと暮らし」の鳥井弘文さん、会場「 Diagonal Run Tokyo」の運営メンバー・最所麻美さんです。 それぞれ、メディア

    【トークイベント】 クラウドファンディングを通じて、新しい小売のカタチを考えます|山脇 耀平
  • ニュー・ウェーブ|山脇 耀平

    どうしても、お知らせしたいことがあります。 ・ ・ ・ EVERY DENIMがこのたび、『日経スペシャル・ガイアの夜明け』にて取り上げていただくことになりました。 放送は[6/27(火)22:00〜]テレビ東京系チャンネルでご覧いただけます。 新作の4thモデル「Brilliant」生誕ヒストリーを、約5ヶ月の密着取材で追いかけていただきました。 ぼくたちがどんな想いでこの「Brilliant」をつくったか。それがうまく伝われば嬉しいです。 TwitterやFacebookなど、ほかのところではガイアの告知を続けていくので、このnoteでは、放送に至るまでの思い出を書きたいです。 ・ 『ガイアの夜明け』制作会社の方から初めてお声がけいただいたのは、ちょうど1年前の夏。「出演候補としてEVERY DENIMを検討しているので、ぜひ話をしに来てほしい。」とのことでした。 そこから赤坂のオフィ

    ニュー・ウェーブ|山脇 耀平
  • スタディツアー前夜|山脇 耀平

    明日からの3日間、岡山のデニム工場をめぐるスタディツアーを開催します。H.I.S.、鎌田安里紗さんと一緒に昨年から準備を進め、ようやくこの日を迎えられました。 「作る人と使う人の距離が縮め、顔の見える関係性を作っていきたい。」それをなにより願い、活動しているぼくたちにとって、このツアーという形式は一種の理想形であり、叶えたい夢や思いが詰まっています。 ツアー開催に当たって、まずなにより工場の人たちが「自分たちの工場に多くの人が来てくれる」ことを喜んでくれる。それがぼくも、とても嬉しい。 今回のテーマは「こころを満たす生産と消費の在り方を考える」 いろんな気持ちを携えて、ツアーに参加してくれる20数名の人たち。いまの世の中の、モノの生産や消費について、ポジティブな考えばかりを持っているわけではないでしょう。 昨年夏の鎌田さんとの対談では、「普遍的な正解のない問いについて、自分なりの価値観を見

    スタディツアー前夜|山脇 耀平
  • 「お金を払う」というお願いについて|山脇 耀平

    ぼくたちが普段、お金を払って受けているサービスも一種のお願いだと言えるのではという話です。 ただ「お金と交換になにかをしてもらう」のは、多くの場合ほとんど無意識のうちに行われていて、そこに「お願い」という意識はあまりない。 当たり前ですが、一般的なお願いは、受けるか断るかは相手に委ねられます。オッケーされて当然ではありません。 でも、お金を介したお願いは、お金に信頼がある分、基的には受け入れられます。お願いした側はほとんど断られるということを経験しない。 だから、断られた時に、「あっ、これは当たり前じゃなくて、お願いだったんだ」と気づきます。 昔からある「お客様は神様か問題」では、この「当たり前か、お願いか」に対する個人の価値観で意見が分かれているのだと思います。 これは白黒のつけられない当に難しい問いなので、覚悟の上での意見なのですが、ぼくとしては、たとえお金を通じたやりとりであって

    「お金を払う」というお願いについて|山脇 耀平
  • 彼が感じた悔しさを、感じ切れなかった自分に悔しくなる|山脇 耀平

    久しぶりに弟に会いました。 昨日、南青山でインディゴ染めワークショップを開催しました。おかげさまで述べ50名ほどの方にお越しいただいて、久しぶりに兄弟揃った姿をお見せすることができました。 EVERY DENIMは、ぼくと弟の兄弟が共同代表なのですが、2人は普段離れて暮らしており、遠隔でコミュニケーションをとることが多いです。 いわゆる阿吽の呼吸がめちゃくちやあるので、日常はLINEでも全然事足りると思っているのですが、 やはり実際会うと、話のスピードが全然違う。次から次へと、お互いに言いたいことがありすぎて、あっという間に時間が経ってしまいます。 こうしてEVERY DENIMを運営できているというのは仲が良いからに間違いないのですが、小さいころからそうだったかというと、実はそんなことはありません。 実際、弟と、ちゃんとというのは変でしが、話すようになったのは、ぼくが高校の部活を引退した

    彼が感じた悔しさを、感じ切れなかった自分に悔しくなる|山脇 耀平
  • 気分が高まる週末を送りたい|山脇 耀平

    浮きそうな自分を沈めるような、noteを書くのにはそんな効果があるように思います。 今週は新しい人と会う機会が多くて、放っておくと、どんどんどんどん、自分の体が浮き上がるような、そんな気分に陥りました。 ふわふわするというか、ハイになるというか、新しい人と、それも一気に会うという時は、話しながら自分の思考が整理させるということはあまりなく、 ただただ気持ち良い高揚感に包まれます。 その状態できちんと自分に向き合うのは当に難しくて、だから、人と会ってない時に、自分が何を思っているのか、きちんと考えておかないといけない。 飛びそうな自分を抑え込むのに、文章を書くというのは、とても適していると思います。 最近はずっと、週末がイベントなので、明日からの週末もまた、とびっきりハイになれるでしょう。南青山のスタジオ・オフィスでやる藍染めイベントは、ぼくたちにとっても新鮮で、今からとってもワクワクして

    気分が高まる週末を送りたい|山脇 耀平
  • 物欲にお別れ、うまく付き合おう|山脇 耀平

    デニムという服を売っているぼくが言うのもなんですが、ここ数年、めっきり新しいモノを買うことが減ってしまいました。 若者の物欲減退、とくに洋服においては、今までもいろんな原因が挙げられていて ・モノが溢れ選択肢が増えすぎたせいで逆に選べなくなった ・草化、SNSの発達により、外見を繕う重要度が低下した ・相対的に貧しくなっており服にお金をかける余裕がなくなった ・差別化が価値を持つファッションでは「これを買えば安心」なモノが生まれにくい などは、多くの人がもう飽きるほど聞いてきたと思います。 ぼく自身もこの4つについてはどれも思い当たる所があって、たしかに影響されていると思います。でも実は、もっと大きく、明確な理由があって、それは 「何を買っても愛着を持てない自分に絶望したから」 ひとことで言えばこれにつきます。 決して大金ではありませんが、所持金のうちのほとんどをつぎこんで、シャツを買い

    物欲にお別れ、うまく付き合おう|山脇 耀平
  • あたたかな巻き込み力|山脇 耀平

    1/14(金)、つくばの新スペース「Tsukuba Place Lab("Lab")」にてトークイベントが開催されました。 スピーカーはLabの堀下さん、合同会社ステイリンクの経営陣3名。ステイリンクは、昨年イベントでお世話になった札幌のゲストハウス「yuyu(雪結)」を運営する会社です。 心が温かくてしょうがない|山脇、毎日。|note(ノート) 堀下さんが90年、ステイリンクの3人が91年、モデレーターのぼくが92年生まれと、同世代5人で熱く、楽しくお話しさせていただきました。 詳細については参加者の方がとってもきれいにまとめてくださっているので、ぜひそちらご覧ください。 巻き込み力の高い人たちにあたたかく巻き込まれてきた。 - イチムログ トークテーマは「あたたかな巻き込み力」。昨年のイベントで3人と関わって以来、彼らが持つとても素敵な力の1つだとずっと思っていました。 「巻き込む」

    あたたかな巻き込み力|山脇 耀平
  • ものづくりの学校はじめます|山脇 耀平

    このたび、「日の繊維産業に特化した課題解決のための人材育成・マッチング」の学校を開設することになりました。 セコリ荘が「ものづくりの学校」始動、EVERY DENIMと協働 (http://www.fashionsnap.com/news/2016-11-21/secori-school/) 起案者、セコリ荘・宮浦さんの構想開始から1年。ようやく実現にこぎつけたこの学校に、ぼくはコーディネーターとして携わらせていただくことになりました。 これにあたって今週末、 11月25(金)26(土)27(日)15:00〜22:00の時間に、 セコリ荘にて第一回説明会を実施します。 セコリ荘:〒104-0052 東京都中央区月島4丁目5-14 取り組みの背景など説明させてもらいながら、参加者の方々のフィードバックをいただく機会にしたいと考えております、興味のある方はぜひお越しください。 EVERY D

    ものづくりの学校はじめます|山脇 耀平
  • 選ばれたいから|山脇 耀平

    先週末、29、30日は、青山にて「TOKYO CRAFT MARKET」に出店していました。 「TOKYO CRAFT MARKET」は青山・国連大学前で毎週末開催されている「青山ファーマーズマーケット」と同系列のイベントで、過去に2度、3ヶ月に1度のペースで行われています。 ファーマーズマーケットのような飲関係に加えて、クラフトマーケットでは洋服、雑貨、器など、いろんなお店が出店します。 当日の会場は道路向こうの青山学院大学が学園祭だったこともあり、いつも以上の熱気に包まれていました。ぼく自身も参加していて、突然訪れた東京の寒さを吹き飛ばすような、暖かい風景があったと感じています。 今回このイベントに参加することになったのは、7月に出店した熱海のマルシェがきっかけでした。マルシェに偶然通りかかったファーマーズマーケット担当者の方がEVERY DENIMを気に入ってくださり、ご縁をいた

    選ばれたいから|山脇 耀平
  • 未来の感激の種|山脇 耀平

    冬にかけて発売する、新しいEVERY DENIMたちについて、想いを日々巡らせています。 それぞれのアイテムに固有の経緯があって、生まれて、いつか使う人の元に届く。自分の担当はとくに想いを届ける部分ですが、そんなぼくのことを、作り手と呼んでもいいでしょうか。 ぐるぐるぐるぐる、その都度変わる、今の自分が伝えたい「確固たる想い」がまずあって、そんな想いをデニムに乗せて届けていく。 そんなわけで1stモデルも2ndモデルも、そして3rdモデルも伝えたいことは微妙に違いますが、どれも今のぼくたちの素直な気持ちで、伝えずにはいられない気持ちです。 どのときも一生懸命に考えたので、それぞれのデニムたちへの想いは、今もちゃんと説明できます。 デニムに込めた想いがきちんと届き、デニムが手から手へ渡ったとき、それは紛れもなく「つながった瞬間」です。 そんな風に、商品を作る側と使う側の人たちが「つながる瞬間

    未来の感激の種|山脇 耀平
  • 「距離を変える」ことから始まる|山脇 耀平

    オンラインサロンを共同運営するもとくらの鳥井さんが、日更新のブログでこんなことを書いておられました。 モノを買う人、作る人、そのまた隣で煽る人。 このサロンは「僕らの理想のデニム」についてあれやこれや考え、最終的に1型のデニムを作る目的で行われています。 そのサロンで先日開催した、作るデニムの方向性を決める大討論会で、「隣で煽る人」の大切さをまさに痛感しました。 「隣で煽る人」について、詳しくは鳥井さんの上記事をご覧いただきたいのですが、極端な話、大討論会において鳥井さん=隣で煽る人がいなければ、全く別の結論が出ていたと思います。 逆に言えば、鳥井さんの一言で場の方向性がピタっと定まったような、改めて場と空気づくりの上手さに感服したことを覚えています。 もちろんその場や空気は、誰か1人が掌握できるわけはなくて、サロンメンバーみんなで作り出した互いの信頼感や空気があってこそ生まれたもの。つ

    「距離を変える」ことから始まる|山脇 耀平
  • 素直に全力投球すること|山脇 耀平

    この3連休は、表参道でのgreen drinks Tokyo、セコリ荘金沢での出店と、終日イベント続きでした。 3日間ずっとお客さんと話し続けていて、「ああやっぱり、これは楽しいなあ」と、改めて実感しました。毎回のことなのですが、自分たちの想いをデニムに乗せて、それがきちんと届いたときは、当に嬉しいものです。 帰りの夜行バスでも、「今日買ってくださったあの人は、どんな風に履いてくれるかなあ。大切にしてくれるかな」なんて、そんなことばっかり考えて、ちょっとハイになったまま帰路につきました。 そしてやっぱり今のぼくたちにとって、この販売方法は間違ってないとも思いました。 お客さんにとって、EVERY DENIMのなにが良くて、なにがダメだったのか、もちろん完璧に知ることなんてできませんが、肌で実感することはできます。 何より、そのお客さんとは誰だったのかのを知ることができます。個人が特定でき

    素直に全力投球すること|山脇 耀平
  • 人に何かを勧めること|山脇 耀平

    デニムという製品を通して、瀬戸内の産業を発信しているEVERY DENIMにとって、言うまでもなく、その伝え方はとても大事です。 いまは基的にECサイトと試着展示会のみで販売しているので、実際にご注文頂いた方のほとんどが、ぼくたち兄弟どちらかと対面した上で手に取ってくださっています。 ということは、ぼくたちのあり方や話し方、話す内容が、商品の価値に少なからず影響してきます。どれだけ個とブランドを切り離そうと頑張っても、いまの段階ではそうはいきません。 その事実に対して、どう向き合うか。まず何よりも、商品に対して誠実であること。その商品が他のものと違ってどうなのかを、できる限り冷静に把握することが大切だと思います。 次に、商品に対して愛と自信を持つこと。自分たちが考え生み出したものを誇りに思い、信じることも同じくらい大切です。 この2つは、どちらが欠けてもいけないでしょう。盲目的に作られた

    人に何かを勧めること|山脇 耀平
  • (再び)豊島区にEVERY DENIMがやってきます|山脇 耀平

    10/16(日)東京都・豊島区の「日の出ファクトリー」でEVERY DENIMの試着展示会を開催することになりました。 「EVERY DENIM試着展示会 @日の出ファクトリー」 いろんなイベントにお邪魔したり、合同で開催することはありましたが、ぼくたちが主催する東京でのシンプルな試着展示会は、7月の「シーナと一平」で開催した時以来、実に3ヶ月ぶり。 とても期間が空いてしまいましたが、今回も藍染め体験ワークショップを添えて、にぎやかに行いたいと思います。この間にEVERY DENIMを知ってくださった方、興味のある方、ぜひ日の出ファクトリーにいらしてください。 そもそもこの場所でぼくたちがイベントをできることになったのは、前回のシーナと一平の方からのご紹介でした。 日の出ファクトリーはそのシーナと一平と同じく、「リノベーションスクール@豊島区」から生まれた、可能性に満ち溢れたワクワクするス

    (再び)豊島区にEVERY DENIMがやってきます|山脇 耀平
  • ぼくやぼくたちが持っているもの|山脇 耀平

    オンラインサロン「僕らの理想のデニムってなんだろう?」内のコンテンツとして、サロンメンバー1人1人の価値観を掘り下げていく「ヒアリングリレー」を行っています。(メンバーはあと若干名募集中です!) サロンは半年間限定の予定で6月から開始したのですが、ぼくはいままでこのようなオンラインコミュニティを運営した経験がなく、そのあたりは、共同運営「灯台もと暮らし」の鳥井さん、小松崎さんにとても助けられています。 居住地によるわけでもなく、組織によるわけでもなく、ある一定の価値観によって結びついているサロンメンバーですが、価値観を主に結びつくことはシンプルかつ強力であるというのを実感しています。いや、シンプルさゆえの強力さを持っていると言った方が適切かもしれません。 一定の価値観とは、具体的には「モノを持つことに対しての価値観」で、もちろんこの価値観は、メンバー一人一人が持つ、他の無数の価値観と相互

    ぼくやぼくたちが持っているもの|山脇 耀平
  • 選択肢を諦めない|山脇 耀平

    6月からはじまったオンラインサロン「僕らの理想のデニムってなんだろう?」内のコンテンツとして、メンバー1人1人の価値観を掘り下げていく「ヒアリングリレー」を行っています。 サロンのメンバーは好きなブランドが似ていたり、持ち物が被っていたりと価値観が近いので、ヒアリングも毎回ワイワイ盛り上がっています。 ぼくも普段、人の買い物の仕方や持ち物へのこだわりについて真正面から問いかけ、理由を深掘りしていくことはあまりないので、新鮮さにワクワクしながら興味深く話を聞いています。 まだ全員とは話をできていないのですが、ここまでで確実に言えるのは、少なくとも、ぼくたちは決してファッションに興味がなくなったわけではないということ。もし自分にとって気に入る洋服が見つかれば、喜んで買いたい。というのが率直な感想です。 これは、サロンを始めるときに抱いた疑問であり、仮説でもあります。確かに、洋服に費やす金額は

    選択肢を諦めない|山脇 耀平
  • 言えることは、言っていこう。 言えないことは、言わないでおこう。|山脇 耀平

    「山脇、毎日。」も、もうすぐ4ヶ月。こうやって文章を書き始める前は、その意義や影響を過度に警戒していたぼくですが、始めてみれば、いまのところ「言えることは、言っておいてよかった」という気持ちです。 逆に、良い意味でも悪い意味でも、ぼくは、ここに書くことについて「自分の言えないことを、無理して言っている」つもりは全くありません。あくまで自分の心の内に従って、自分なりの脳みそで、等身大を記してきていると思います。 悪い意味でもと言ったのは、ぼくがこうやって自分をある程度明らかにすることで、「測る基準」ができてしまうということです。めがねの色はやっぱり、できるだけ薄いほうが望ましいです。 良い意味でもと言ったのは、ぼくはここに書いていることについて、自分なりに納得しています。なので、例えば内容について質問されたときに、自分の言葉で説明を試みることができますし、それがうまく説明できなかったとしても

    言えることは、言っていこう。 言えないことは、言わないでおこう。|山脇 耀平