グーグル(Google)は、データを学習したAIに活用し、新型コロナウイルス感染症の陽性者数などを予測する「COVID-19 予測モデル(日本版)」を公開した。 【この記事に関する別の画像を見る】 一般のユーザーも参照できるが、医療機関や公的機関の参考になるよう提供される。医療資材やスタッフ、スケージュールといった部分での計画立案や、検査実施計画、感染拡大の兆候が見られる地域の早期発見などに活用できるという。 ■新たな感染者数、死亡者数を示す 予測データは、Data Studio dashboard(ダッシュボード)や、グーグルのクラウドサービスであるBigQuery、CSVファイルで公開される。 たとえばダッシュボードには、今後28日で予測される「死亡者数」「陽性者数」や累計でのグラフなどが示される。視覚的に、感染のトレンドがわかりやすく示されることになる。 予測値は、都道府県別単位でも