日本に暮らす以上、水害や地震、津波などの自然災害と無縁でいられる人はいません。被災した人たちにとっては、現地に駆けつけ救助に当たる人々の姿ほど勇気付けられるものはないでしょう。そんな災害大国日本で日夜救助活動の訓練を行い、いち早く救助活動に当たるのは実は人間だけではありません。「災害救助犬」と呼ばれるレスキュー訓練を積んだ犬たちも頼れる救急隊員の一員です。 こちらの写真の、2016年4月14日に発生した熊本地震の被災地に向かう「夢之丞(ゆめのすけ)」はそんな災害救助犬の一匹。災害救助犬の仕事は、瓦礫や土砂の中から一人でも 多くの命を見つけ出すこと。熊本地震の時は、発生から数時間後の14日深夜に広島を出発し、翌朝8時には現場で捜索活動を開始しました。 実はこの災害現場などで勇敢に人命救助に携わる夢之丞は、子犬のとき、人間に殺されかけたところを保護された犬です。 Youtube/空飛ぶ捜索医療
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