マージャンは中国各地に幅広く浸透しており、社会の各層、各家庭で行われている、民間では最大規模を誇る娯楽だ。最近メディアでは、専門家や学者を招いてマージャンを世界無形文化遺産に申請すべきかについて討論しているが、専門家らの態度はまちまちだ。 中国世界民族文化交流促進会・マージャン文化交流センターの江選旗・主任は、「中華圏のマージャン文化は奥が深い。世界遺産への申請で、マージャン文化を伝統回帰させることができるだろう。マージャンは、発明された当初は賭け事のためのものではなく、知力を高める一種のゲームだった。ゲームにはルールがあるもので、マージャンも例外ではない。ルールを守ることが、教養、学問、知識、徳の表現でもあった」と述べる。 「端午節」が韓国によって先に世界遺産に申請された(江陵端午祭)ことを受けて、ある学者は「中国も自国の文化遺産を保護するため、マージャンを世界遺産に申請するべきだ」