中日春季キャンプ(1日、北谷)1995年シーズン以来、17年ぶりにユニホーム姿を披露した高木守道新監督(70)は「感慨深い。野球人ですから。ユニホームはいいね」と笑顔。裾の部分を膝の下まで上げた着こなしでセレモニーに参加、花束の贈呈を受けた。 キャンプ初日は1、2軍の選手がともに北谷に集まった。合同ノックで目を引いたのは昨季二塁手の井端と、遊撃手の荒木がともに遊撃のポジションに入ったこと。 練習後、新監督は荒木と井端の再コンバートを明言した。「荒木の肩に尽きる」と、送球に不安のある荒木を二塁に、井端を遊撃に戻すという。 落合前監督が、2004年から6年連続でゴールデングラブ賞に輝いた荒木、井端の二遊間コンビを10年シーズンに入れ替えてから2年。高木監督はより強力なチームをつくるために決断。「ようやく監督をやるイメージが出てきた。教えるのも楽しい」と意欲に燃えている。 【関連記事】