こんにちは、FRAME編集部です。ブログ「ARTIFACTー人工事実」の加野瀬未友さんに記事を執筆していただきました。 ーーーーーーーーーー 一年ほど前から自転車趣味に目覚めてしまった筆者は、それまでタイトルぐらいしか知らなかった自転車漫画をよく読むようになった。自転車漫画を読んで驚いたのは神奈川県の舞台率の高さだ。 現在の自転車漫画ブームの筆頭である『弱虫ペダル』のインターハイの舞台は箱根、『のりりん』はヤビツ峠そばの秦野市が舞台で、今年10月にアニメが放映された『ろんぐらいだぁす!』や、来年1月からアニメが放映される『南鎌倉女子高校自転車部』は、特に現実の場所をモデルにしているのがよくわかる漫画だが、物語初期の主な舞台は神奈川県だ。『ろんぐらいだぁす!』は境川サイクリングロード、江の島、三浦半島を走り、『南鎌倉女子高校自転車部』は文字通り鎌倉が舞台である。 自転車漫画でこれだけ舞台にな