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The Genecialist Manifesto ジェネシャリスト宣言 「ジェネラリストか,スペシャリストか」。二元論を乗り越え,“ジェネシャリスト”という新概念を提唱する。 【第14回】 知の総量と,無知の知 岩田 健太郎(神戸大学大学院教授・感染症治療学/神戸大学医学部附属病院感染症内科) (前回からつづく) われわれはたくさん知識があることを知性と考えがちである。しかし,それは「昭和の考え方」だ。21世紀の今日,たくさんものを知っていることは,一つの価値ではあるが,それほど大きな価値ではない。 1950年時点で,医学知識が倍になるには,50年かかっていたそうだ(doubling time)。1980年にはこれが7年になり,2010年には3.5年になっている。東京オリンピックが開催される予定の2020年には,なんとたったの73日で医学知識は倍になると見積もられている1)。2か月ち
【interview】 コクラン共同計画日本支部,始動 科学的根拠との適切な距離感を 森 臨太郎氏(国立成育医療研究センター研究所政策科学研究部長/コクラン共同計画日本支部共同代表)に聞く 世界で行われた研究の結果を網羅的に集め,吟味し,発表することで,科学的根拠に基づく医療を推進する学術的な国際組織「コクラン共同計画」。本年5月30日,同組織の日本支部の設立が発表された。事務局は国立成育医療研究センターに置かれ,コクラン共同計画の「エディター」としてコクランレビューの審査にも長く携わってきた森臨太郎氏(国立成育医療研究センター研究所政策科学部長)と古川壽亮氏(京大大学院医学研究科社会健康医学系専攻教授)が共同代表を務める。 本紙では,共同代表の一人である森氏に,日本支部が果たす役割と今後の展望,そしてコクラン共同計画の活動推進に秘める思いを聞いた。 医療者とともにある,コクランレビュー
【FAQ】 患者や医療者のFAQ(Frequently Asked Questions;頻繁に尋ねられる質問)に,その領域のエキスパートが答えます。 今回のテーマ 脳梗塞再発予防のための抗血栓薬使い分け 【今回の回答者】平野 照之(大分大学医学部 神経内科学講座 准教授) 近年,出血性脳卒中は増加傾向にあり,その背景に抗凝固薬・抗血小板薬の処方増が指摘されています。新規薬剤が加わり選択肢の増えた抗血栓薬を正しく使い分け,出血を回避しつつ脳梗塞の再発を防ぐことが大切です。 ■FAQ1 脳梗塞の再発予防に用いる抗血小板薬や抗凝固薬の,基本的な使い分けを教えてください。 ◎臨床病型に基づいて使い分けます。 非心原性脳梗塞(ラクナ梗塞,アテローム血栓性脳梗塞,その他の臨床病型)か,心原性脳塞栓症かによって使い分けます。前者に抗血小板薬,後者に抗凝固薬を選択するのが基本です。 脳動脈を閉塞する血栓は
こんな時にはこのQを! “問診力”で見逃さない神経症状 【第11回】 体重減少 黒川 勝己(川崎医科大学附属病院神経内科准教授) (3084号よりつづく) 「難しい」「とっつきにくい」と言われる神経診察ですが,問診で的確な病歴聴取ができれば,一気に鑑別を絞り込めます。この連載では,複雑な神経症状に切り込む「Q」を提示し,“問診力”を鍛えます。 症例 患者:76歳,男性 主訴:体重減少 病歴:約1年前に,前立腺癌に対する放射線療法を受け始めたころから食欲低下が生じた。近医で精査されたが明らかな異常が認められず,うつ病と診断された。投薬を受けたが次第に声が小さくなり,食事量も減っていった。体重は1年間で15kg減少し,最近はペットボトルのふたを開けることも難しくなってきた。うつ病の治療のため当院心療科に入院するも,抗うつ薬の反応性に乏しいため,当科に紹介され受診した。 今回取り上げるのは「
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