減量したいという際限なき人々の欲求がなくならない中で、研究者らはどのくらいの量をどのくらいのペースで食べているかを測定する道具を開発している。 腕時計のように手首に装着する「バイトモニター」は、食べ物を口に入れる回数を測定する。この装置を開発した米サウスカロライナ州クレムゾン大学の研究者によると、男女ともに、体重を減らすには一般的に1日に100口分食べるのが理想的だと考えられる。米国国立衛生研究所(NIH)が資金を提供する研究で、この考え方が近いうちに試されることになる。商品化は約1年後の見通しで、値段は195ドル(約2万円)くらいになる模様だ。 一方、ストックホルムに本社を置くヘルスケア企業のMando Groupは「しゃべる」皿を開発した。これは人が食べる速度を測定し、満足度、つまり満腹度を算定する。販売は今秋の予定で値段は250ドルくらいになる見込みだ。また、既に販売されている「HA