2015年4月11日のブックマーク (6件)

  • もなかのさいちゅう | 潤して咳を治す

    有名な漢方薬に、”麦門冬湯(ばくもんどうとう)”というのがあります。 痰が出てこない、コンコンとするような空咳に用います。「咳に麦門冬湯」というような覚え方だとよろしくなく、痰がたくさん出るような咳にも使ってしまうかも。それだと逆に悪化しますよ(何故か改善するという不思議な事態もありますが)。同じ咳でも、いわゆる”湿性の咳”と”乾性の咳”とでは、出す漢方薬は全く異なります。 この麦門冬湯、生薬を見てみましょう。 麦門冬、半夏、人参、粳米、大棗、甘草 鎮咳作用は、半夏が担っています。去痰作用もしっかりと存在。しかしこの半夏、身体を乾かす作用がありまして(燥性)、空咳にこれだけだと非常によろしくない。 そこで、残りの麦門冬、人参、粳米、大棗、甘草です。これらは全て身体を潤す作用があり(潤性)、半夏の乾かす作用を補って余りあるのでございます。気道を潤すことで、咳を止めようと言う意味合いもあります

    もなかのさいちゅう | 潤して咳を治す
    hiromasai
    hiromasai 2015/04/11
    有名な漢方薬に、”麦門冬湯(ばくもんどうとう)”というのがあります。 痰が出てこない、コンコンとするような空咳に用います。「咳に麦門冬湯」というような覚え方だとよろしくなく、痰がたくさん出るような咳に
  • ピットフォール 6 - 燃えるフィジカルアセスメント

    今回も循環器徴候についての症例集です、今回はちょっと長めです 症例5   78歳女性  主訴:呼吸困難 2週間前に自宅で転倒により右大腿骨頚部骨折。翌日手術を施行された患者。今朝(術後14日目)より急性発症の呼吸困難感あり。咳、痰、発熱、喘鳴などはなし。 バイタルサイン:血圧100/80mmHg、脈拍130/分、呼吸34/分、体温36.3℃、身体所見上、内頚静脈圧が10cmH2O(胸骨角より頚静脈拍動の頂点までの垂直での高さは5cm)と上昇していた。肺野の聴診ではラ音を聴取せず。心音で第二音の肺動脈成分(P2)が亢進。胸部レントゲン写真では特に陰影を認めなかった。 ● ピットフォール 担当医は誤嚥性肺炎を考え抗菌薬投与を指示した。低血圧は「脱水」によるものと考えた。 ● その後の経過と解説 骨折術後の経過中に突然発症する呼吸困難では、肺塞栓を考える。脈拍が収縮期血圧値より大きくなっており、

    ピットフォール 6 - 燃えるフィジカルアセスメント
    hiromasai
    hiromasai 2015/04/11
    今回も循環器徴候についての症例集です、今回はちょっと長めです 症例5 78歳女性 主訴:呼吸困難  2週間前に自宅で転倒により右大腿骨頚部骨折。翌日手術を施行された患者。今朝(術後14日目)より急性発症の
  • 研究をデザインするときに注意すること - Dr内野のおすすめ文献紹介

    集中治療関連の文献紹介が主な趣旨のブログ。 しかし、セミリタイアした人間の文献紹介なんて価値があるのか? “研究のデザインの仕方”的な教科書にはいろいろなことが書いてある、らしい。 例えば、研究テーマを考えるときには、FINER、 ・Feasible(実施可能性) ・Interesting(科学的興味深さ) ・Novel(新規性) ・Ethical(倫理性) ・Relevant(必要性) を意識しなさい、とか。 ちなみに、“書いてあるらしい”と書いたのは、僕は研究の仕方についてまともに教科書を読んだことがないからだ。 さらにちなみに、統計の教科書も、研修医の頃にちょっと読んだ以外は読んでいない。 さらにさらにちなみに、集中治療の教科書も、集中治療医になろうと決めたときに”ICU book”を、文字通りむさぼり読んだとき以外、読んでいない。 でもそれなりに集中治療の臨床をしたり、自分で統計解

    研究をデザインするときに注意すること - Dr内野のおすすめ文献紹介
    hiromasai
    hiromasai 2015/04/11
    “研究のデザインの仕方”的な教科書にはいろいろなことが書いてある、らしい。 例えば、研究テーマを考えるときには、FINER、 ・Feasible(実施可能性) ・Interesting(科学的興味深さ) ・Novel(新規性) ・Ethical(倫理性)
  • http://yaplog.jp/dacho_okbokujo/archive/1855

    http://yaplog.jp/dacho_okbokujo/archive/1855
    hiromasai
    hiromasai 2015/04/11
    Carbapenem Therapy Is Associated With Improved Survival Compared With Piperacillin- Tazobactam for Patients With Extended- Spectrum β-Lactamase Bacteremia 【後向観察】ESBL菌血症の初期治療におけるPip/Tazはカルバペネムと比較して死亡リスク上昇と関連(Clin Infect
  • ECG-180:answer - Cardio2012のECGブログ

    hiromasai
    hiromasai 2015/04/11
    ** ハジメの1枚:新入職医師のための心電図-01 ** . * ... via Cardio2012のECGブログ http://ift.tt/1ayV6gu
  • ESBL産生菌患者においてカルバペネム治療はタゾバクタム・ピペラシリン治療と比較し予後改善と関連する。 - 感染症内科 in つくば

    hiromasai
    hiromasai 2015/04/11
    Carbapenem Therapy Is Associated With Improved Survival Compared With Piperacillin-Tazobactam for Patients With Extended-Spectrum β-Lactamase Bacteremia Clin Infect Dis. (2015) 60 (9): 1319-1325 doi:10.1093/cid/civ003 Background. The effectiveness of piperacillin-tazobactam (PTZ) for the treatmen