集中治療関連の文献紹介が主な趣旨のブログ。 しかし、セミリタイアした人間の文献紹介なんて価値があるのか? さ、ではICMに行きましょう。 Lellouche F, L'her E, Abroug F, et al. Impact of the humidification device on intubation rate during noninvasive ventilation with ICU ventilators: results of a multicenter randomized controlled trial. Intensive Care Med. 2014 Feb;40(2):211-9. PMID: 24275900. 15施設の多施設RCT。呼吸不全に対してNPPVを必要とする247例を、heated humidifier(HH、いわゆるお釜)で加湿するか、H
等カロリー摂取での糖質制限の減量効果の優位性を示すために、イスラエルの DIRECT研究(2年間の食事介入試験+4年間の追跡調査)が頻繁に引用されますが、この機会におさらいの意味で内容をレビューしてみましょう。 <2年間の食事介入無作為化比較試験> 減量を目的とした食事療法の効果と安全性についての比較試験は、フォロー期間が短く、脱落者の割合も高いなど限界があった。 当該DIRECT(食事介入無作為化比較試験)研究は、イスラエルのメディカルクリニック敷地内のリサーチセンターで行われたもので、中等度肥満者322名(平均年齢52歳±7、平均BMI:30.9±3.6、平均体重:91.4kg±13.4、男性86%)を無作為に3つの減量計画『低脂肪食(カロリー制限)、地中海食(カロリー制限)、低炭水化物食(カロリー制限なし)』のいずれかに割り当てて、2005年7月から2007年6月の2年間に亘って追跡
► 2012 (1163) ► 1月 (87) ► 1月 17 (2) ► 1月 18 (12) ► 1月 19 (9) ► 1月 20 (6) ► 1月 21 (3) ► 1月 22 (1) ► 1月 23 (5) ► 1月 24 (8) ► 1月 25 (6) ► 1月 26 (7) ► 1月 27 (7) ► 1月 28 (3) ► 1月 30 (6) ► 1月 31 (12) ► 2月 (173) ► 2月 01 (7) ► 2月 02 (11) ► 2月 03 (8) ► 2月 04 (5) ► 2月 05 (2) ► 2月 06 (5) ► 2月 07 (4) ► 2月 08 (8) ► 2月 09 (6) ► 2月 10 (8) ► 2月 11 (3) ► 2月 12 (1) ► 2月 13 (7) ► 2月 14 (8) ► 2月 15 (7) ► 2月 16 (11) ►
FIT: Fecal Immunochmical Test 免疫化学的便潜血検査 http://www.jsge.or.jp/cgi-bin/yohgo/index.cgi?type=50on&pk=D62 米国政府バックのU.S. Preventive Services Task Force (USPSTF)では、50-70歳において10年毎にコロノスコピー検査を推奨。代替として、高感度便潜血反応検査を毎年、あるいは、シグモイドスコピーを各5年毎+3年毎のFOBTとしている。FITより面倒で、より試料多く必要であり、食事や薬品にも気を遣わなければならない。ということで、委員会はFITの有効性強調に移行しつつある。 システマティック・レビュー&メタアナリシス 検討登録19研究 Accuracy of Fecal Immunochemical Tests for Colorectal Can
敗血症と栄養管理(2) 投与カロリー,静脈栄養併用Summary ・高度侵襲にさらされる重症患者では内因性エネルギーが発生する. ・安静時エネルギー消費量(REE)を正確に算出する方法は現時点では存在せず,内因性エネルギーも算出することは不可能なため,至適カロリー投与量(外因性エネルギー)を算出することはできない. ・REEよりカロリー量が多いoverfeedingはglucose toxicity(ミトコンドリア内部の過度の酸化ストレス,炎症反応の増幅),nutritional stress(REE増加,CO2産生増加,骨格筋タンパク分解増加,水分貯留・浮腫増悪)といった有害性があり,現在は推奨されておらず,REEより少ないカロリー量を許容するpermissive underfeedingがゴールデンスタンダードとなっている. ・underfeedingによる早期経腸栄養を行う際は早期か
心房細動患者が冠動脈疾患を合併した場合、抗凝固薬に抗血小板薬を追加すべきか?:Circulation誌 Circulation 1月27日付オンライン版より Antiplatelet Therapy for Stable Coronary Artery Disease in Atrial Fibrillation Patients on Oral Anticoagulant: A Nationwide Cohort Study doi: 10.1161/CIRCULATIONAHA.113.004834 【疑問】心房細動患者が冠動脈疾患を合併した場合、抗凝固薬に抗血小板薬を追加すべきか? 【方法】 ・スウェーデンデンマークの後ろ向きコホート研究 ・安定狭心症(急性冠イベント12ヶ月後)合併心房細動例:2002〜2012年 ・心血管イベント、入院を要する出血 ・8700例:平均74.2歳、女
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