クラウド技術の普及に合わせて 新時代に適した新資格体系を制定 マイクロソフト製品に関するITエンジニア/開発者向けの認定資格体系が、2012年の4月より大幅に改定され、MCP(マイクロソフト認定資格プログラム: Microsoft Certification Program ※注1)として新たに生まれ変わることとなった。現時点において、旧資格体系から新試験への移行が進められている段階ではあるが、マイクロソフトが目指す新たな資格体系がどのようなものなのか、またそれぞれの資格の内容や試験方式に関してどのような違いがあるのか、詳しく見ていくことにしたい。 これまでの制度は、製品毎に資格が用意されており、全体として多数の製品の数だけの資格が存在する複雑な構成となっていて、何をどの順番で取得すればよいのかがわかりにくいものだった。新たな資格体系では、ソリューションの分類をベースに受験者の技術スキルや