ケイ・オプティコムが展開している「mineo」で、ここ最近大きく打ち出しているキーワードは「マルチキャリア」だ。 9月1日からドコモ回線を利用できるプランの提供を開始し、ユーザーはauとドコモの回線を選べるようになった。月額基本料金が最大2年間無料になるという大盤振る舞いのキャンペーンも功を奏し、ドコモプランの契約数は10月4日時点で約2万件に達し、サービス開始初日には約5000件の申し込みがあったという。 ケイ・オプティコム モバイル事業戦略グループ グループマネージャーの津田和佳氏は6日の発表会で、「競合他社の多いドコモのMVNO市場では、新規参入となったが、まずまずのスタートが切れた」と手応えを話す。ドコモとauプランを合わせた総契約数は、10月4日時点で12万に達した。 また、9月1日から導入している「複数回線割」(数回線の契約で、各回線の月額基本料金から50円を割り引く)により、