7月1日に開幕した第19回「国際電子出版EXPO」。東京ビッグサイトを会場に、7月4日に掛けてさまざまなコンテンツやソリューションの展示や、著名人を招いてのセミナーなどが行われている。記者が気になった幾つかの展示を紹介したい。 モリサワは、英語・中国語・韓国語対応の電子配信ツールを提供 モリサワフォントなどを提供するモリサワブースでは、「MCBook」「MCComic」「MCMagazine」といった電子書籍・電子雑誌の制作ソリューションのほか、2月にリニューアルされた「MCCatalog+」が展示されていた。 MCCatalog+はもともと、クラウド上にアップロードした印刷物のデータを、専用ビューワに配信できるというサービスだったが、リニューアルにより英語・中国語(簡体字・繁体字)・韓国語への翻訳が可能に。オーサリングツール「MCCatalog+ Maker」と高電社の自動翻訳エンジンの